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駿河湾フェリー

するがわんふぇりー

富士山清水港クルーズ(株)が運行する、静岡県静岡市清水港と伊豆市土肥港を結ぶフェリー事業及び同航路の愛称。
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概要編集

静岡県静岡市清水区清水港と伊豆市土肥港を、駿河湾を横断する形で結ぶ。

平均所要時間は約70分で、自動車バイクでの乗り入れも可能。


1971年に駿河湾カーフェリー株式会社が、富士市の田子の浦港と土肥港を結ぶカーフェリー事業、通称「西伊豆フェリー」を開始(富士市公式)。

1998年に西伊豆カーフェリーは東海汽船の関連会社(同社西伊豆航路を1956年に分社化)であった静岡観光汽船株式会社に事業譲渡された。

2002年に清水港・土肥港航路に変更し、その際愛称が現在まで続く「駿河湾フェリー」となった。

翌年には親会社が東海汽船から鈴与に代わり株式会社エスパルスドリームフェリーに社名を変更した。


2013年に静岡県が、観光政策として同航路を「静岡県道223号清水港土肥線」(223はふじさん(富士山)にかけたとされる)に指定。

現在の富士船内のデッキに「県道223号」の標識が設置されている。

但し群馬県の赤岩渡船などのような道路法で道路の一部として供用される「渡船施設」ではなく、全区間が海上区間で「未供用」という扱いである。

駿河湾フェリー(静岡県静岡市~伊豆市)


2018年に同航路の存廃問題が浮上し、自治体との協議の結果改革による存続が決定。

2019年に上下分離が行われ、静岡県と航路沿線自治体が出資し船舶などを保有する一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」が発足した。

更に翌2020年には運行会社であるエスパルスドリームフェリーも新旧分離が行われ富士山清水港クルーズ株式会社が発足した。


現在の駿河湾フェリーの体制は、鈴与グループの富士山清水港クルーズが、航路の運営権と船を保有する一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーの委託を受けて運航する形となっている。


また、東海大学などと協力し、駿河湾に生息するクジライルカの目視調査にも使われている。


船舶編集

(現在)

富士

進水:2005年6月

総トン数:1,554t

全長:83.00m

幅:14.00m

一般室:342席

特別室:100席

最大搭載乗用車54台

フェリー


(過去)

あまぎ

しらいと

西伊豆フェリー時代の1971年9月に進水


駿河

1998年2月進水。

2009年の引退後フィリピンへ売却。


余談編集

ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する渡辺曜の父親は、定期船(一部ではフェリーとも記載)の船長という設定である。

舞台となっている沼津市周辺では現在該当する航路・船舶が駿河湾フェリーしかないため、これがモデルではないか?と推測するファンも少なくない(とはいえ、アニメ版では長期間、仕事で家に帰ってこれないと取れる描写があるため、少なくともアニメはじめとする一部媒体では沼津より大分、遠い航路を行き来する仕事であることが示唆される)。


なお同作の楽曲『smile_smile_ship_Start!』のMVに登場する船のモデルは、伊豆箱根鉄道が海上ホテル・レストランとして保有・使用していたスカンジナビア号(1927年建造、2006年海外へ売却のための被曳航中に和歌山県沖で事故で沈没)である。


関連動画編集

 


関連項目編集

フェリー 客船 貨客船 駿河湾 渡辺曜


一般社団法人ふじさん駿河湾フェリー出資自治体

静岡県

静岡市(清水区) 伊豆市 下田市

南伊豆町 松崎町 西伊豆町


外部リンク編集

駿河湾フェリー(一般社団法人ふじさん駿河湾フェリー)

富士山清水港クルーズ株式会社

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