概要
流浪の魔女。その性質は望郷。
自分の故郷を求めて探し回り、思い出を詰めて帰ろうとしている魔女。
家に誰かがいる様子は何も気にならないが、家に入る瞬間の人を見かけると、一気に悲しさが溢れ出てきて対象を連れ去ってしまうことがある。
プロフィール
外見
青緑色のリュックサックに風見鶏のような物が突き刺さっており、人間の顔と手が二対ずつ飾られている。足は一対しか見えないがおそらく反対側にもう一つあると思われる。
特徴
時女一族の集落に登場した魔女の一種。
攻撃方法は顔の足を飛ばす(単体)、リュックサックの腹部から長い器官を露出させつつ突進(横ブラスト)、二対の顔から扇状の光線(縦ブラスト)。
高難度クエストに於いては、攻撃力と防御力が何気に高く無策で挑むといつの間にか全滅寸前という事態が起きる。ただ、MPダメージや状態異常付通常攻撃を使ってくるが、バフ・デバフ解除は使わないので、比較的倒し易い部類に入る。
魔女の結界
周りに木や花が生えたセピア色の遊歩道のような見た目で、手前の策にはトンボがしがみついている。また、床には大きな写真が散乱。
最深部になると色味が濃くなり、奥はモノクロのトンボが飛び手前のヒマワリにはカブトムシとクワガタが群がっている。背景の奥の花はモノクロになり反対に使い魔を模した置物はフルカラーになる。
活躍
深碧の巫のフリークエストで先行登場。ストーリー内では時女一族の集落の周辺を彷徨う悪鬼「ユラユラサマ」として登場した。
そのストーリーによると過去に捨てられた巫の悪鬼で外に出ることも集落に帰ることもできずに漂い続けており、イキガミの魔女の結界が消えた時に集落に帰り、巫も集落も呑み込むつもりだったとのこと。
灰色革命では序盤にうららを助けた魔法少女のうち一人がこの魔女に変貌。
湯国石オールスターフェストに出没し、ラビと交戦するも逃げおおせて会場にトラックを突っ込ませて炎上させる。
この事故により湯国市の人々は今まで市内で起こった事件は全て魔法少女のせいにした。
アニメ版には未登場。
その他
手下は第1部メインストーリー中のクエストで既に登場していたにもかかわらず魔女本体は出てこず、超重要キャラクターにすら出番の先を越され、長らくアーカイブの『魔女・ウワサ』の該当項目は空白のままであった。
そして上記イベントで初登場……したが、第二部クリア後にようやく登録という地味に不遇な扱いを受けている。
もっともメインストーリーに出ない限り登録されないのは薔薇園の魔女やゴムの魔女も同様であり、イベント限定とは言え項目すらないFM神浜のウワサやイベントにすら登場しない象徴の魔女などに比べれば処遇は良い。
関連タグ
ドッペル(マギアレコード):命名法則から望郷のドッペルと導き出せる。