浜野あさり
はまのあさり
誕生日 | 9月27日 |
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血液型 | A型 |
身長 | 120cm (連載初期では128cm) |
体重 | 毎日変わるので不明 (連載初期では29kg) |
好きな動物 | パンダ、ゴジラ |
嫌いな食べ物 | ニンジン |
CV:三輪勝恵
浜野家の次女で、桜貝小学校の4年生の女の子。
勉強(特に漢字)は苦手だが明るく元気で、やや自己中でわがままな面もあるが、天真爛漫で憎めない性格をしている。姉の浜野タタミとは喧嘩ばかりしているが、一緒に物事を解決したりすることもあり、姉妹関係は決して険悪なものではない。
乙女チックで繊細でお洒落好きで、本人も自覚しており、読者目線で見れば飾らない豪快な性格で、家族やクラスメイトにもそのように解釈されている(タイプは違うが、姉のタタミも一緒)。
動物は好きだが、自分を振り回す動物に対しては厳しい。
料理(お菓子作り)はタタミよりは上手いらしく、「オタマジャクシの池」は名作。アイロンでワンピース服を焦がしてしまうなど、手先は器用でも不器用でもないようだ。
趣味は漫画を読むことと買い食いすることと、男子に混ざってのサッカー等をすることである。また、朝10時ぐらいまでぐっすり寝るのも好き(小学生なので、休日のみが対象になるらしい)。
男子を張り倒すこともあるが、自分が男子に苛められてしまうこともある。
街中で会った担任の神田先生を財布代わりに利用した回はちょっとしたNG。
特技は、大食いでニンジン以外の食べ物は何でも意地汚く食べる底なし胃袋の持ち主である。そのためか身体は動かしているものの肥満気味で、母親の浜野さんごにしばしばダイエットを命じられるが、大抵は食欲に負けて失敗している。漫画家になるのが夢で自分でも漫画を描いており、ストーリーを考えるのは苦手だが絵だけならプロ級の腕前であるらしい。そのストーリーだが内容は乙女系と腐向けが多く、まるで黒歴史ノートのよう。手に王家の証の薔薇の痣がある夢を見たこともあり、どこぞのな○う系の要素もある。タタミに漫画の続きを勝手に描かれ、恋愛よりも友情を選んだ二人のイケメンヒーローに主人公・アサリ(自身を投影した主人公)が殺害されるオチを描かれたことも。後に腐女子になったあさり的には複雑な気分だったのだろう(あさり自身は男になるのは嫌だとたびたび主張している)。これらを始め、タタミに盗まれた「モテモテあさちゃん」のネーム、四コマ漫画、BLを描く回を見るに、ストーリーというよりは現実あるあるを描いた話が苦手な模様。また、女性の夢が詰まった話以外は描かないと決めているため、それが元で筆が動かないようにも見える。
母・さんごによろめき番組を消されて「いいところだったのに!」と反論したり、R18らしきBL(やおい)を描きながら赤面したり、プールにパンツを持っていき忘れた時に「お嫁にいけない」と言ったり、下心や羞恥心はあるようである(だが、鼻水を吸うのや痰唾を吐くのや髪を洗わないのは指摘されるまで下品だと気付かなかった)。
チャームポイントは短めのツインテールで、シルエットを某夢の国の黒ネズミに例えられたこともある。髪を解くことは滅多になく、珍しく髪を解いたのはクレオパトラと同じ髪型にした回。
一人称は「あさちゃん」で、名前っ娘に入るかは微妙。「あさパー」(元ネタはのりピー)、「ぱまのあさり」というあだ名を持ち、「あさぽん」というあだ名も付けられそうになった(頭にポンポン穴が開いて、脳みそが抜けた姿に例えたもの)。作中でもよく「ぱ」と呼ばれているが、中の人ネタかは不明。占い師には前世が豚だと言われかけた。
名前の由来は、海産物の「アサリ貝」から。
室山姉妹が描く幼女主人公にありがちなブスかわいい系のキャラクター。身長は平均よりも低く、幼く見られやすい(身長がかわいいのはステータスだ)。電子書籍サイトでは「美少女(?)」という説明文が使われることもある。「男らしい」「猿みたい」と言われるのは快く思っておらず、ぶりっ子や乙女化する時はタタミ同様ギャグ(リアル?)のニュアンスで描かれる。
本人は面食いで、デッサンが狂った絵のような男性やモブ顔の転入生や美熟女とゴツいオッサンを足して二で割った顔の男性キャプテンやこういう顔をつぶらな瞳にしたような「こうじ顔」の男性(想像図)にドン引きしたこともある(ちなみに、あさりの家族やレギュラーの神田先生や小学生版の速井太郎はブサかわ系の顔である)。テレビに映っているとイケメンに見えるが、実物は残念な性格の男性芸能人に振り回されたこともあり、化粧美人の女性芸能人の正体には即気付いた(その人物にはタタミが憧れの感情を抱いていた)。男好きのように見えるが、「字ブス」な外国人美少女のペンパルになったり、性格ブスな美少女の綾子ちゃんにいいように扱われてしまったり(死んだ妹に似ていたからというもの)、優しいという評判を信じて美人の女の先生に憧れを抱いたり(その先生には叱られてしまったが)、母・さんごよりも美人で優しそうな聖母マリアに憧れを抱いたり、中性的でナルシストな美少年をタタミと共に「気持ち悪い」と一蹴したり(だが、オネエの男子と髪の長い男子は差別しなかった)、タタミ共々同性が嫌いな設定はないようで、むしろ同性に対しても美と優しさを求めており、友人のゆかりちゃん共々、お嬢様ごっこに嵌ってしまったこともある。タタミ以外では綾子ちゃんよりも藪小路いばらと反りが合わないようであり、友人のゆかりちゃんも後のシリーズにおいては美少女に描かれるようになり、特に後半は様々な美少女と仲良くしている。
あさりちゃん 第二十一巻「あさりちゃんの良い子悪い子」では、悪戯が過ぎてしまいお仕置き(物置きへの閉じ込め)を喰らったことであさりの中で善良な人格と凶悪な人格が喧嘩、善良な人格と凶悪な人格に分離してしまう。
善良な人格は頭にリボンを付け、良と書かれた服を着ており、凶悪な人格は常に歯をむき出しにしていて、悪と書かれた服を着ている。
善良な人格は真面目過ぎるのが欠点だが、手伝いや勉強を進んでやる等してさんごを感心させたが、凶悪な人格は悪行三昧をやらかして、さんごを呆れさせてばかり。見かねたタタミは「元に戻れ!戻らないならどちらかを処分する」と言い出し、あさりの二つの人格はどちらが残るかで争いだすが、タタミに仲裁され元に戻る事を決意し、いつの間にか気が合うようになっている事に気付き、タタミの手で元に戻る。そしてタタミは「少し悪ガキでも、あさりはあさりが一番だ」と悟るのだった。尚、母親のさんごは善良な人格を残し、凶悪な人格を処分したかった模様。