概要
2003年8月1日放送。
この花をふると昼間には眠くなる気体を出す。ハーブを吸うと明日の朝まで絶対に起きない。日が沈んでからはその逆に眠くならない気体を出し、明日の朝まで起きられるような元気が出るという副作用がある。
ストーリー
今晩の花火大会で、設けられたステージに飛び入りで参加し歌を披露しようと準備をするジャイアン。のび太はこれを止めさせるべくドラえもんに相談し、ドラえもんもミーちゃんとのデートのため、何とかしようと慌てる。だが、そこにパパが昨夜の仕事の徹夜で寝不足だから静かにしてくれと言ってきたので、ドラえもんは爆睡ハーブを取り出し、さっそくこれの気体を嗅がすとパパは即座に眠ってしまった。
そしてドラえもんも同じく気体を吸って眠ってしまったため、のび太は1人これを持ってジャイアンのところへ向かった。しかしその道中で先生がママに今日のテストの点数について話しそうになったので、先生もこれで眠らせ、それからジャイアンの配達用の自転車を発見したのび太は、それが置いてあった家の前でジャイアンを待ち伏せるが、飼い犬が吠えて来たのでこれも眠らせ、ジャイアンに配達を押し付けられたスネ夫も間違えて眠らせてしまった。
そしてついにジャイアンがステージで歌い始めると、のび太は安全のため、まずしずかを花束に仕込んでおいたこの道具で眠らせ、ジャイアンにも花束を投げ渡し眠らせようとするが、この時既に日が沈んでいたため、ジャイアンはオールナイトで歌を歌い続けた。
翌日のび太はジャイアンとスネ夫からこの道具を自分たちに使ったことについて責められるが、ドラえもんがフォローしたことで、ジャイアンは勘違いしのび太も痛い目に合わずに済んだが、そこに母ちゃんが配達をサボったことに怒ってやってきたため、ジャイアンは母ちゃんに、スネ夫はジャイアンに追われる展開になり、スネ夫は「のび太、この親子眠らしてくれ~!」とのび太に助けを求め叫ぶのだった。