概要
2020年12月11日、年の瀬も迫った頃に『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のファイターパスVol.2の新たなファイターとして片翼の天使・セフィロスが参戦。その衝撃的すぎるラスボスの貫禄満点なPVは大きく話題となった。
「片翼の天使」の異名のセフィロスに対して、「ピンクの悪魔」の異名のカービィの組み合わせが実現した事にもなる。
しかし皮肉にも、「天使」の如き可愛さと正義感はカービィが、「悪魔」の如き美貌と悪辣さはセフィロスがそれぞれ持ち合わせている…
原作では「セフィロス・コピー」たちを操っていたセフィロスと、なんでも吸い込む事で吸い込んだものをコピーすなわち「セフィロスをコピー」できるカービィの悪夢の対決である。
異形の天使と悪魔の乱闘が始まる…!!
なお、カービィはセフィロスをコピーすると正宗装備ではなくチャージ技「フレア/メガフレア/ギガフレア」が使用可能。しかも、セフィロスとカービィはスマブラでは体重が同じである。
機動力は高くないが接近戦を得意とするカービィと、密着に弱いが中距離戦を得意とするセフィロス。こういった部分でも両者は相反するのである。
ちなみに基本的にはセフィロスの方が不利。というのもカービィの頭身が低すぎるせいで空中攻撃(落下攻撃)がまったく当たらないのだ。そのためセフィロス側は地上戦がメインとなり、振れるワザがかなり限定される。
セフィロス自体は空中戦より地上戦の方が得意だが、頭身の違いでワザが当てにくいことに気づかないと着地攻撃ばかり振っていい様に狩られてしまう。
一応空下の獄門やカウンターの閃光などあるが、後隙が多いため外せば横スマを叩き込まれるので注意(カービィのスマッシュは吹っ飛ばし力が高い。おまけに投げでバーストもできる)。
更に『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』におけるカービィのコピー技はオリジナルよりも威力が約1.2倍になるので「フレア/メガフレア/ギガフレア」の破壊力はカービィの方が上。
……そんな中、今度は別の悪魔が現れる事となった。
この二人の何が強烈なのか
セフィロス
スーパーノヴァで宇宙規模の大災厄を引き起こす。
巨大隕石(破壊魔法メテオ)を落とし、星を割ろうとした。
ファイター全軍を全滅させたキーラをいきなり瞬殺した。
カービィ
メガトンパンチで星(ポップスター)にヒビを入れる。(ミニゲーム「かちわりメガトンパンチ」)
バット一本で隕石を打ち返し、近隣の小惑星を破壊した。(ミニゲーム「ギャラクティックホームラン王」)
キーラの攻撃から唯一逃げ延びた。
意外と似た者同士かも?
また、セフィロスもカービィも生まれながら不思議な力を持つ伝説の英雄だが、奇しくもその後の境遇は星を壊す天使と星を守る悪魔で真っ二つに割れている。
壊した星を船にして宇宙に旅立とうとするセフィロスと、星の船で宇宙を救いに旅立つカービィはどこか対照的。
他にもコピー能力を持っているという共通点もある。
関連イラスト
余談
セフィロスとは全く関係無いが、『星のカービィ トリプルデラックス』での海外CMの一つに怒りの日(ヴェルディ版)をアレンジした無駄に壮大なコーラスが使われているものがある。
いつも以上になんでも吸い込んでいる光景と共に流される威圧感満載のコーラスはカービィ版:片翼の天使とも言える・・・かもしれない。
関連タグ
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL セフィロス(ファイター) カービィ(ファイター)
デビルとピンクの悪魔…悪魔と悪魔