概要
『轟轟戦隊ボウケンジャー』において、大神官ガジャが放ったセリフ。
初出は第11話「孤島の決戦」。
前回、ゴードム文明とジャリュウ一族が手を組んだ事により、大邪竜ザルドとギラドの圧倒的パワーでダイボウケンを倒し、男雛の地図に記された島へ向かう。
一方でまだダイボウケンのコクピットにいた明石暁はダイボウケンをガジャとリュウオーンに悪用されないようにシステムをシャットダウンし、島に到着するのを待った。
だが到着後、女雛の地図がなかったのでプレシャスがどこにあるのか分からず、ガジャとリュウオーンはダイボウケンを使って島を掘り起こそうと企てる。ところが明石により既にシステムをシャットダウンされている上、操縦するためのハンドル……ボウケンドライバーがなかった。リュウオーンがどうやって操縦するのか聞くが、ガジャはこのシステムの仕組みが分からず逆ギレした。
その時のやり取りが、
リュウオーン「何だこれは?どうやって操縦するのだ?ガジャ!」
ガジャ「私に今時の機械の事を聞くなぁぁぁぁっ!!」
…とまぁ、このセリフだけだと機械の事なんて何一つ理解できていないただの機械音痴の会話のように聞こえるが、ガジャはこの戦いの中で手に入れた目的のプレシャスである『レオン・ジョルダーナの画帳』の中身を読み取った際に記憶したパラレルエンジンの原理に繋がる基礎理論の概要を独自に解析、研究して後にそのパラレルエンジンと同等の高次元動力システム「ゴードムエンジン」を完成させており、実際の彼は機械音痴どころか「NS」の中でも取り分け優れた技術者だという事が明らかとなっている。
この発言も「今時の~」と前置きしている事から、厳密には“自身が眠っている間に生まれた現文明のテクノロジーの事をいきなり聞かれても困る”というような意味合いだったと思われる。