私の頭の中の消しゴム
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わたしのあたまのなかのけしごむ
『私の頭の中の消しゴム』とは、2004年に公開されたイ・ジェハン監督の映画。
2001年に日本テレビ系列で放送された日本のテレビドラマ『Pure Soul~君が僕を忘れても~』を、韓国で映画としてリメイクした作品。タイトルは原作ドラマでの「私の頭の中には消しゴムがあるの」という永作博美の台詞からの引用で、今作劇中にも登場する。
韓国では脚色を担当したキム・ヨンハが第42回大鐘賞映画祭脚色賞を受賞した。
日本では2005年に公開され、30億円を超えるヒットを記録。2020年に『パラサイト 半地下の家族』に抜かれるまで「日本で公開された韓国映画」としては最大のヒット作だった。
公開後は日本でネットドラマ、単発テレビドラマ、朗読劇といった形でリメイクされた。特に朗読劇はキャストに俳優・声優を交え、長期に渡って繰り返し上演されている。
お嬢様のキム・スジンは手痛い失恋をして帰ってきた。家族は温かく迎えてくれたが、不倫をしたスジンにとって勤め先のアパレル会社は針のむしろだった。
物忘れが激しいスジンはふとした勘違いから、工事現場で働く無骨な男チェ・チョルスと出会う。運命的な再開を経て惹かれあった二人は、身分の違いを乗り越えて結婚。チョルスは建築士になる夢を叶え、二人でマイホームに住む幸せな夢を見るのだった。
だが、スジンの物忘れが度を越すようになり、密かに診断を受けたスジンは医師から若年性アルツハイマー病と診断されてしまう。
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