CV:置鮎龍太郎
概要
京都府警捜査第一課警部。渾名はおじゃる警部。28歳。
やんわりとした京都弁と公家のような眉が特徴的な人物である。
ペットとしてシマリスの「マロちゃん」を飼っており、仕事中でも連れている程可愛がっている。しかし「一番の親友」と発言する姿から「人間の友人がいないのでは」と吉田歩美に疑いをかけられ、思わず目が点になる場面も。
公家出身で、国家公務員1種試験に合格したキャリア組として京都府警に配属された。
同期には、警視庁の捜査第一課に所属する警部・白鳥任三郎がおり、ライバル関係にある。
なお、当の白鳥は「シマリスをいつも連れてるような奴と一緒にされたくはない」らしい。他にも白鳥とは小五郎に一度犯人の疑いをかけられたという共通点もあったりする。
劇場版の準レギュラーだったが、原作1000話突破を記念して原作エピソードにも登場を果たした。既に原作登場時はコナンたちと過去に何度か面識がある状態と設定されていて、以下の劇場版シリーズ5作品が原作でも過去にあった出来事となった。劇場版から原作に逆輸入された点は白鳥と共通している。
江戸川コナン(工藤新一)からは「割と頭の切れる刑事」評されているが、近年の原作回は有能なキャラが増えた為か、過去回では有能だったキャラの能力が最新回では劣るという事がしばし発生しており、『大岡紅葉の甘い罠』で再登場した時には事件現場にコナン・服部平次・黒田兵衛といった有能キャラがいた関係か、最初は事件現場の状況から服毒自殺と決めつけるというらしくないところがあった(その為、一部のファンからは違和感を覚えたという声があがっていた)。
劇場版シリーズ
初登場は劇場版第7作『迷宮の十字路』で、事件の捜査担当として登場。その際、毛利小五郎から犯人扱いされている。
その後、劇場版第13作『漆黒の追跡者』で、白鳥に捜査情報を提供。第17作『絶海の探偵』では、京都にて捜査を担当した他、同作のプレストーリーでテレビアニメにも初登場する。第18作『異次元の狙撃手』で、京都に滞在していた元アメリカ海兵隊の容疑者のジャック・ウォルツとその家族の警護にあたる。第21作目『から紅の恋歌』では大阪と京都が舞台となったため、捜査協力を行う。
『迷宮の十字路』ではコナンや平次を捜査から排除しようとしたり、自分を犯人扱いした小五郎を冷ややかに見ていたが、第17作のプレストーリーの時点では小五郎に対する恨みは無くなっており(というか小五郎から忘れ去られていた)、『から紅の恋歌』ではコナンと平次の推理能力を認め、彼らの事件現場の捜査を許可している。
ちなみに第17作のプレストーリーや『異次元の狙撃手』では珍しく平次と和葉抜きで登場している。
ついでに『異次元の狙撃手』には沖矢昴が登場しているため置鮎氏は兼役になっている。