概要
主に作中で発生する事件が殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪や怪盗キッド絡みの事件が多いため出てくる警察官の殆どが刑事部に所属する人物である。
しかし主人公の地元を管轄する警察組織であるため他道府県に比べ様々な事件が描かれており、その事もあって作中では唯一刑事部以外の部署(交通部・公安部など)の警察官が複数登場している。
トップである警視総監は青山剛昌の別作品『まじっく快斗』の主要人物白馬探の父親として『まじっく快斗』のみに登場しており、コナンにはまだ登場していない。
主要人物
太字は現在の警察在職者。
- 白馬
警視総監。7年前は百田陸朗が警視総監
- 諸星登志夫
警視副総監。(現実では警視庁副総監)
刑事部
刑事部長で階級は警視長。実際の警視庁では警視監である。
- 宇野忠義
刑事部参事官。警視正。
捜査一課
刑事部捜査一課の管理官。警視。
強行犯捜査係
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部。
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部。初登場時は警部補。
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部補。
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長。
刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長。
火災犯捜査係
警視庁捜査一課火災犯捜査一係の警部。
捜査二課
刑事部捜査二課知能犯捜査係警視。
刑事部捜査二課知能犯捜査係警部。
捜査三課
- 百瀬
刑事部捜査三課警部。
警視庁では本部の係長は警部で務めることになっている。であるため目暮警部以下警部の本部勤務の登場人物は係長であると推察できる。
また警部補で主任を務めるため、佐藤警部補は主任であると推察できる。
鑑識課
刑事部鑑識課の鑑識官。
交通部
交通執行課
交通部交通執行課の警部補。
交通部交通執行課の巡査部長。
公安部
公安部の警部補。
退職・不明
前刑事部捜査一課管理官で階級は警視 → 警視正。
現在の立場は不明だが、作者によると異動前より捜査一課課長に就いているとされ、階級や立場の整合性を取るための格上げである可能性もある。なお本来の捜査第一課長は警視である鑑識課長が任警視正となって捜査一課長となる。松本は警視のまま所轄の副署長か署長に移動するのが普通の人事である。
元刑事部捜査一課課長の刑事。警視正。数年前に右肩に大怪我を負い、退職した。
元刑事部捜査一課強行犯係の刑事で当時は巡査部長。退職後は個人探偵事務所を設立。
殉職
元警視庁捜査一課の刑事で佐藤美和子の父親。警部。殉職後、二階級特進により警視正に昇進。
- 友成信勝
元警視庁捜査一課の刑事。警部。持病の心臓病により捜査中に殉職。殉職後、二階級特進により警視正に昇進。
- 芝陽一郎
元警視庁捜査一課の刑事で後に城南警察署に移動。巡査部長。殉職後、二階級特進により警部に昇進。
- 奈良沢治
元警視庁捜査一課の刑事で後に米花警察署に移動。警部補。殉職後、二階級特進により警視に昇進。
元刑事部捜査一課強行犯三係の刑事。警部補。殉職後、二階級特進により警視に昇進。
元刑事部捜査一課強行犯係の刑事。巡査部長。殉職後、二階級特進により警部に昇進。
元警備部機動隊隊員(爆発物処理班に所属)。警察学校卒業後直ぐに殉職したため、階級は巡査部長と思われる。
元公安部の潜入捜査官。殉職者。
総務部や警務部といった(総務取り扱いの留置管理や警務の監察係を含め)管理部門は未登場。また本作は黒の犯罪組織との戦いをメインにしているのにもかかわらず、暴力団(泥参会の存在有り)や薬物(新一憧れのサッカー選手、拳銃などの密輸(ウォッカ)が一企業の社長とこれをネタにして取引)、不法滞在などの国内外の犯罪組織関連を取り扱う組織犯罪対策部や地域部、さらにはサイバー犯罪を取り扱う生活安全部も未登場。
但し、ゼロの執行人にてサイバー犯罪対策課そのものは示唆されているのでただ単純に課のいくつかの出番が組みにくいのだともとれる。
余談
警視庁の中は基本的に警察官以外の立入が制限されている区域がほとんどである。
成人でも通常なら中に入る事はまずない。
しかし「コナン」世界の秩序がある意味崩壊しているため、コナン含めた少年探偵団は事件の度に結構立ち入る。(特に本庁の刑事恋物語シリーズ)
小嶋元太は庁内の食堂の全メニューを制覇したので、本庁内に初めて入ってオドオドしていた担任の小林澄子を驚かせた。