概要
いずれも相対式ホーム2面2線の地上駅である。
岐阜県(長良川鉄道)
「刃物の町」関市の中心駅。1923年に国鉄越美南線の美濃関駅として開業し、1986年の三セク転換に伴い、旧国名を外した現在の駅名に改めた。
1999年から路線全廃の2005年までは名鉄美濃町線も乗り入れていた。
長鉄越美南線
有人駅で、長鉄の本社と車両基地を併設する。2番線裏側には、車両留置用の線路が1線ある。
車両基地は1番線の南方にあるが、この配線上、車庫の出入りは1番線を経由する必要があり、2番線や側線にある車両を車庫へ出入りさせる場合、一旦美濃市側の本線へ引き上げないと出入庫できない。
隣の駅
名鉄美濃町線(廃止)
新関停留場〜美濃停留場(美濃市駅の西方に存在した)間が廃止されたため、長鉄への接続を図るべく、岐阜地区600V線区(総称「岐阜線」)全廃までの6年間だけ設けられていた停留場。
期間限定の停留場だったためか、頭端式ホーム1面1線だった。
三重県(JR西日本)
関西本線の非電化区間における最初の駅(加茂方面の場合)。
前述の岐阜県の駅に旧国名が上乗せされていたのは、当駅が既に存在していたことによる。
かつては国道1号線を経て滋賀県の草津駅へ向かう国鉄バスが発着し、西日本JRバスとなってからは短縮されたものの、現在の甲賀市水口まで足を伸ばしていた。現在は三重交通による亀山市コミュニティバスで代替されているが、三重県側で完結しており、しかも土曜日を含む平日に数回きり(休日は全面運休)であるのが悔やまれる。
駅自体は2018年から無人駅になった。
隣の駅
かつては急行「かすが」が運行されていたが、当駅は通過していた。
種別 | 下り | 上り | |
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普通 | ←加太駅 | 当駅 | 亀山駅→ |