概要
『仮面ライダーアギト』の登場する謎の存在。第4話から登場する闇の力と、第40話からイメージ・回想のみで登場する光の力がいる。両者は区別されずに「青年」とクレジットされる。
両者の関係
闇の力は人間の創造主であるがその進化を嫌っている。光の力は闇の力に対抗して人間を進化させようとしている。両者は相対する存在でありながら、闇の力が黒い服装、光の力が白い服装を着ていること以外はそっくりな姿をしている。本人たち以外の作中の登場人物の中で両者の区別ができているのは、闇の力の使徒であった沢木哲也だけである。
光の力はあかつき号で津上翔一に自らの光を浴びせた後消滅した。そのため翔一や同乗していた木野薫は「青年」をまず光の力として認識しており、後に闇の力が翔一たちの前に姿を現した際には両者を同一の存在として認識していた。
翔一が両者の関係について沢木に尋ねた際、沢木は「まったく同じもの。だが、正反対とも言える」と返答している。
『仮面ライダーアギト ハイブリッドファイル』
放送終了後に刊行された書籍。
同書に掲載された文章では、創造主がテオス、人間に力を与えたのがテオスに創られたエルの1人であるプロメスとなっている。
ここで、闇の力がテオス、光の力がプロメスとされているが、この場合両者の間には明確な上下関係があることになる。