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概要編集

韓国空軍CCTとは、韓国空軍特殊部隊の1つである。正式な部隊名称は第259特殊任務大隊(제259특수임무대대)で、KCCTなどとも通称される。「CCT」とはCombat Control Team、戦闘管制部隊のこと。所属隊員は空挺統制士(공정통제사)と呼ばれる。


空軍ながら地上で戦う部隊であり、前線や敵地奥深くへと進出し、上空の味方航空機への攻撃目標の指示や誘導管制といった前線航空管制を行ったり、あるいは後続する空挺部隊本隊の着陸地点の確保を行う。さらに空港などでの対テロにも従事する。


かつて韓国軍も参戦したベトナム戦争にて、アメリカ空軍CCTの活躍とその重要性を認識したことで、1978年に第259戦術空輸支援大隊戦闘統制班として創設された。その後の2020年代に規模が拡大され、名称も現在のものへと変えられている。


上級組織は第5空中機動航空団。韓国軍特殊部隊の中では最も小規模であり、70~110人程度の隊員で構成されている。その任務内容から強靭な体力と精神力、熟練した管制能力などの専門技術が求められる。


装備の特徴としては赤いベレー帽が正式採用されていることで、これがシンボルとしても定着している。武装にはK1A機関短銃K2C1自動小銃といった普遍的なものから、M14M107といった狙撃銃、K15機関銃、MP5K5なども装備している。個人装備も他の韓国軍特殊部隊に準じたものを有し、変わり種だと偵察用オートバイを装備する。


実戦経験としては、短期間だが東ティモールにて航空管制を実施したほか、イラク戦争でも現地にて活動し、最近だと2021年のアフガニスタンでの政変に際しても現地へと出動している。


関連動画編集

韓国放送公社の密着ドキュメンタリー(日本語翻訳無し)


解説動画


関連外部リンク編集


関連タグ編集

韓国空軍 特殊部隊


CCT:モデルとなった米空軍部隊

SART:韓国空軍のもう一つの特殊部隊

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