飛び魚座のアルゴ
とびうおざのあるご
CV:神奈延年
属性は水。
公式サイトによると『厳しい修行を乗り越えた叩き上げの聖闘士』とされているが、劇中では外見及び性格は不良を思わせる一面が強い。
蒼摩のことを「親が聖闘士やってるってだけで大きな顔をしている」と決めつけて嫌っており、戦死した彼の父を「惨めに敗北した負け犬」と中傷し「負け犬のガキ」と度々罵る。
更にヘルキャンプでは途中で「蒼摩を蹴落としたい」というだけの理由で途中で待ち伏せ、泳げない彼を属性技を使って激流に突き落とすというとんでもない行為をやっていた。
こうした一方的な私怨に基づく同級生の殺害未遂に関しては既に檄にチェックされておりヘルキャンプの試験失格を言い渡されたが、その際も逆ギレして蒼摩に殴り掛かる等、反省のなさと器の小ささが窺える。また同じ聖闘士二世でも同じ属性でかつスキルの高い龍峰には全く絡んでこないあたり、相手を選んでイビるという卑怯な面も窺える。
蒼摩から「聖闘士の拳はアテナを守る為に使うものだ」という言葉で一蹴されてしまい、その時のアルゴは態度や顔が180度異なった状態で言い返せないまま去っていった。
その後の消息は明らかになっていないが、蒼摩に対して絡む事は無くなったようである(ゲオルゲスにも厳重注意を受けたと思われる)。
また、後に起こる火星士によるパライストラの崩壊に巻き込まれなかった辺りは、悪運が強いと言わざるをえない。
同じく経歴で逆恨みを画策して相手を選んでイビるドラドのスピアや危険人物である蟹座のシラーと水属性の聖闘士は性格の悪い者が何人かいるが前者は素直に他者の実力を認めており、後者は戦災孤児という不憫な出生からによる歪みであり、アルゴと比べればマシである。
なお、アルゴの過去は最後まで明かされなかったが、恐らく聖闘士になる前に、貧しい生活をしていた経験や自分の父親から暴力を振るわれていたという辛い過去があったのではないかと思われる。