概要
孫悟飯の技。掌を相手に向けて額の前で重ね、そこから気功波を放つ。技名に「魔」がつく様に、魔族のピッコロから教わった技。かめはめ波よりも連射性に優れている分火力は割合的にやや低め。放つ際に右手首を左手で押し出すように構えて気を一気に放出する点は爆力魔波とも似ていて、類似系の技であることも示唆されている。
原作漫画ではナッパ戦で使用したっきりだが、アニメ版では度々使用。しかし超サイヤ人に覚醒したあたりから全く使用しなくなり、代わりにかめはめ波をメインに使うようになった。しかし続編の『ドラゴンボール超』では、力の大会にて久々に使用している。『超』の漫画版でも、ピッコロとの合体技として「魔閃光殺砲」を使用している(名前の初出はニンテンドーDS用ゲームの『ドラゴンボールZ 舞空烈戦』)。
悟飯に師事していた未来トランクスもこの技を習得しており、原作漫画では使用していないが、劇場版アニメ『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』のブロリー戦で悟飯と同時に使用した他、『ドラゴンボール超』でゴクウブラックとザマスの足止めの為に使用している。
ゲームでは幼年悟飯の必殺技といったらこれといった扱いで、悟飯がプレイキャラ化した初のゲーム『強襲!サイヤ人』を皮切りに『激神フリーザ』、『超サイヤ伝説』などのRPGシリーズでは悟飯最強の必殺技でもある。
…が、原作でもこの頃は際立った活躍をしなかったからか消費BE(他のロープレで言うMP)の割に威力が異常に低くほぼ使い道が無い残念な技になってしまっている。特に『強襲』と『激神』の2作品では繰気弾や気円斬はおろか、天津飯の2番目弱い技かつ、消費BEが魔閃光の半分である四身の拳より低威力というありさまである。
また格闘ゲームである『超武闘伝』ではセル編での参戦であるためか最強技は「かめはめ波」に譲っている。
更に未来悟飯が強化版の「激烈魔閃」を使うゲームシリーズもある。「激烈光弾」使いのピッコロに師事した未来悟飯らしいネーミングと言えるが、ゲーム『サイヤ人絶滅計画』の悟飯の最強技が「激烈魔閃光」だったので、こちらの設定を改めて拾いなおした可能性も否めない。