夢はなくても、意地がある―。
概要
コロプラから配信されているソーシャルゲーム「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」で開催されたイベント。
リリース3周年記念に伴い、既存のキャラクターが存在しない新規のイベントとして開催された。
味方や敵どちらともキャラクターの設定が深く掘り下げられ、シリアスを基調とした王道ではあるが確立したストーリー、躍動感のある背景、BGMと全てにおいてハイレベルなものとなっており、他のイベントの中でも一際高い評価を得ている。
ガチャやクエストクリア報酬においても極端に突出したものはないものの良質で手堅いものがまとまっている。
「黒ウィズゴールデンアワード2017」の投票にて、イベント賞1位、BGM賞1位、背景美術賞6位に輝いた。
「黄昏メアレス -魔法使いと黒猫のウィズ Chronicle-」のタイトルでコミカライズが決定。
WEB漫画サイトヤングエースUPにて2020年5月26日連載開始。
作画は上下瑞樹氏が担当。
あらすじ
(一部公式ポータルサイトより抜粋)
黄昏メアレス
「彼女はどうして、<夢見ざる者>となったのか。」
夢と現実の狭間にある、不思議な都市。君はそこで、捨てられた夢から生まれた怪物<ロストメア>と、
夢見ざる者<メアレス>たちの戦いに巻き込まれる。<メアレス>たちと共に戦うなかで、君は知ることになる。
彼らがどうして、夢を失ってしまったのかを。
黄昏メアレスⅡ 残響dearless
「---繋げ、秘儀糸!」
<メアレス>たちが守る都市に現れた、5体の強大な<ロストメア>。迎え撃つリフィルたちだったが、
敵の連携に翻弄され、窮地に立たされてしまう。「君」とウィズが再び都市を訪れたのは、まさにその瞬間のことだった。
黄昏メアレスⅢ 絡園loreless
「知らねばならないことを、知るために。」
三度、夢と現実の狭間の地を訪れる「君」とウィズ。しかし、現れたのは都市ではなく不思議な森のなか。
「君」はそこでリフィルと再会し、彼女らとともに、〈絡園〉なるものを探すことになるのだった。
黄昏メアレスⅣ 黄昏mareless
「最終決戦---」
『全世界の人間に魔法をかけ、“世界を平和にする夢”を植えつける』というディルクルムの野望を阻止するため、急いで都市へ戻るリフィル達。
そんな中、〈園人〉達が都市に現れる。〈園人〉達の狙いは何なのか?〈メアレス〉達は、〈園人〉達との最後の決戦へ──
ひねもすメアレス
世界に平和を取りもどした(わけでもない)〈メアレス〉の前に現れる、新たな脅威--
その名は〈ボンノウン〉!
光と闇の壮大な戦いを重厚に描く超王道ファンタジー、ついに誕生!!
MARELESS 夢現の蝶
“黄昏メアレス”シリーズより200年ほど昔を舞台に、すべての“メアレス”たちのルーツとなる物語。
MARELESSⅡ 夢現の狭間
舞台設定
物語の舞台は「孤高の地」を意味する都市〈ロクス・ソルス〉。
背の高い煉瓦造りの建物が立ち並び、絶えずもくもくと煙を吐き出している。広々とした街道を優雅な装いの人々やしゃれた馬車が行き交う街である。
街の中央には〈デュオ・ニトル〉と呼ばれる巨大な門があり、黄昏時に魔力が高まり光出す。この時に〈ロストメア〉が門をくぐると、かつて誰かが抱いて捨てた夢が現実で叶い、世界に混乱をもたらすとされている。
〈ロストメア〉に唯一対抗できる存在が、“夢見ざる者”〈メアレス〉である。
19世紀末のロンドンをモチーフにしており、技術が発達し、多くの街に工場が設けられたことで貧富の差が広がり、治安が乱れに乱れた時代という設定がある。
作中用語
メアレス
〈夢見ざる者〉。〈ロストメア〉が放つ聞くもおぞましい咆哮に対抗できる唯一の存在。
〈ロストメア〉を倒すことで魔力と報酬金を受け取り、生活している。
ロストメア
かつて誰かが抱いて捨てた〈見果てぬ夢〉の、その化身。
夢と現実の狭間にある〈ロクス・ソルス〉の門を通って、〝現実〟に出ようとする。
基本的に名前は持たないが、倒された後にメアレスが名づけるか、それに則り自ら名乗るロストメアもいる。
人擬態級
ロストメアの中でも強い魔力を持つ存在で、願い主の記憶をもとに、願い主本人や、願いに関わる人間の姿をしている。
同じ姿と記憶を持っていても、性格まで酷似するわけではなく、その意志性はまるで異なるものになる。
アストルム一門
古の時代から数多の魔道を修めてきた一門で、リフィルの先祖にあたる。物語の時点では、彼らがもらたした魔道はすでに失われたものとされている。
絡園
膨大な魔力をたたえている世界で、魔力の糸と、それで編まれた無数の魔法陣に埋め尽くされている。
人々が抱いた夢や願いが流れ込み混ざり合う場所であり、〝夢に通じる場所〟として大きな森に覆われている。
園人
アストルムの当主であるディルクルムを始めとする、〈絡園〉を支配する集団。
現実世界で命を落とした後、素質のある魂はディルクルムにより〈絡園〉に招かれ、魔法を教わる。そのため、全員がアストルムの魔法を使いこなすことができる。
オプスクルム
自我を持つ魔法である<ロストメア>の魂を支配し、自らの魔法として使役する、〈園人〉の秘儀。
主な登場キャラクター
魔法使いと黒猫のウィズ
異界〝クエス=アリアス“から現れた魔道士。
メアレスでない存在でありながら、ロストメアと戦うことができる。
〝魔法使いは人々の奉仕者たれ〟の精神のもと、人々の依頼を受け、困りごとの解決に勤しむその姿は、メアレス、特に自分以外の魔道士を知らなかったリフィルに大きな影響を与えることになる。
CV:田村ゆかり
異界“クエス=アリアス”の「四聖賢」の一人であり、黒猫の魔法使いの師匠である猫。
「魔法を正しく使いこなすから、〝魔法使い〟である」と説き、魔道士のあるべき姿を弟子とともにリフィルに示そうとしている。
メアレス
CV:小清水亜美
<黄昏>(サンセット)の二つ名を持つ、メアレスの少女。
古の時代から数多の魔道を修めてきた「アストルム一門」の子孫。
戦いの際には、魔法陣から骸骨めいた人形を呼び出し、失われた魔法を使いこなす。
クールでストイックな性格だが、「血反吐の吐き合い」と言い切るほど、戦闘では苛烈な闘志を剥き出しにする。
CV:行成とあ
<墜星>(ガンダウナー)の二つ名を持つ、メアレスの女性。
優雅な物腰とは裏腹に、拳銃の早撃ちを得手とする武闘派。
現在はリフィルとタッグを組んでいる。
CV:佐藤拓也
<夢魔装>(ダイトメア)の二つ名を持つ、メアレスの青年。
身体に宿った〈ロストメア〉を、自らの力として振るう。
若さに似合わぬ落ち着きと、ただならぬ凄味を併せ持つ。
CV:村上奈津実
<戦千鳥>(ウォーブリンガー)の二つ名を持つ、メアレスの少女。
明るくポジティブで、誰に対しても物怖じしない。
一方で天才的な戦闘センスの持ち主であり、大きな杭打機を器用に操る。
CV:小松史法
<徹剣>(エッジワース)の二つ名を持つ、メアレスの男性。
娘の「コピシュ」を連れ、ありとあらゆる種類の剣を使いこなして戦う。
剣の扱いは天下一品だが、それ以外のほぼあらゆることが苦手。
CV:森永千才
父の「ゼラード」とともに戦う、メアレスの少女。
父とは対照的に要領がよく、何事もはきはきとそつなくこなす。
メアレスを名乗った当初は<剣庫>(アーセナル)の二つ名だったが、
ある出来事をきっかけに<烈剣>(ティアライザー)で呼ばれるようになる。
CV:石井真
夢と現実の狭間にある都市で、現実への門を管理する青年。
<魔輪匠>(ウィールライト)の二つ名を持つ。
ウィールと呼ばれる特殊な車輪を弓に組み込み、失われた魔法を疑似的に再現して戦う。
ロストメア
CV:せきしほ
CV:竹内良太
CV:せきしほ
CV:河原木志穂
CV:鈴木崚汰
CV:森嶋秀太
CV:森嶋秀太
CV:西田望見
CV:村上奈津実
CV:三村ゆうな
CV:佐藤拓也
CV:谷口夢奈
園人
CV:竹内良太
アストルム一門のかつての当主であり、最初の〈園人〉。
世界の人間を正しく導くことを夢見て、生前から〈絡園〉を研究していたが、暗殺された後、魂だけの存在となって〈絡園〉に到達した。
全ての人々に〈世界を平和にする夢〉を植え付けようと画策している。
CV:馬場惇平
CV:いわいのふ健
CV:三村ゆうな
CV:蒔村拓哉
リフィルや黒猫の魔法使いたちを〈絡園〉に導いた男。〈絡園〉や〈園人〉の真実を伝える。
妖精
CV:谷口夢奈
ピュアメアがフムト・アラトの力により妖精として生まれ変わった姿。
ピュアメアが願い主に捨てられたのではなく死んだことで生まれた夢であるため、人を恨まない清らかな魂を持っている。
かつて妖精たちの住む世界ですべての夢を喰らうため魔道に墜ちた妖精。
他の妖精や黒猫の魔法使いに破れるが、力を求めて異界を渡り、夢と現実の狭間なる都市に辿り着く。
この戦いは2014年2月に開催されたイベント「フェアリーガーデン」のことだが、当時はまだイベントにストーリーが存在せずどのような経緯で黒猫の魔法使いが異界に迷い込み妖精たちと戦ったかはよく分かっていない。
その他
CV:森嶋秀太
メアレスを統括し、ロストメア関連事件の窓口役となっている情報屋。
ゼラードがイラつくほどゆっくりとした喋り方や老練な振る舞いからメアレスからは“アフリト翁”と呼ばれる。神出鬼没でどこからともなく煙の姿で現れる。
その正体は、フムト・アラトが自身の力を癒す手段として〈メアレス〉を導き監視するために生み出した分身である。
CV:小清水亜美
CV:西田望見
CV:佐藤拓也
ラギト関連イベント「<ファイティングメア>」に登場。
かつてラギトがまとめていた孤児達のグループのメンバーである少年。
ラギトの元に駆け付け馬車の下敷きになり息絶えようとするティスを助けるよう頼む。
「黄昏メアレスⅢ-ラギト編-」にも引き続き登場。ティスの死をきっかけに、自分も<メアレス>になりたいとラギトに頼み込む。
ラギト関連イベント「<ファイティングメア>」に登場。
かつてラギトがまとめていた孤児達のグループのメンバーの一人。
事故に巻き込まれ、「”外”に出る」夢を持っていたことを明かし、自分の死後、夢から生まれるロストメアを倒すよう、ラギトに頼みこみ、その後息絶えた。
CV:せきしほ
レベルメアの願い主。
CV:鈴木峻汰
ラスティメアの願い主。
CV:森嶋秀太
アイアンメアの願い主。
~MERELESS 夢現の蝶~の登場人物
CV:水樹奈々
世の理を乱す怪物〈ナイトメア〉と戦う〈メアレス〉の少女。夢占い師としての力があり、過去・現在・未来を幻視できる。親切で面倒見はいいが、したたかで厚かましい面もある。
CV:照井春佳
魔力を宿す道具を作る魔匠師の少女。おとなしく控えめな性格だが夢見がちな一面もあり、実現不可能な魔匠具を設計することもある。
CV:津田健次郎
群れずに単独で行動するミステリアスな男。<メアレス>からも<ナイトメア>からもその正体を訝られている。“何か”を探して街を彷徨している。
CV:森嶋秀太
とある妖精が生み出した分身。<ラスト・リゾート>に最近現れ、「煙男」と呼ばれている。
CV:小林裕介
アストルム一門出身の少年。アストルム一門の魔法を自在に操るが、体質に合わないらしく体に負荷がかかるため、増幅機として棺「アドフェクトゥス・イン・アルカ」を背負っている。兄弟子であり、父の仇でもあるグラビスを探すため、自分の意志で<夢現>(メアレス)になり、<ラスト・リゾート>を訪れる。
CV:浅倉杏美
ラティオの従者である魔道医師の女性。病弱なラティオのお世話係兼ボディーガードを務めるが、非常に口が悪い。
CV:志田有彩
エリンの師匠である魔匠師の女性。
CV:柳木みり
町一番の情報通である<ナイトメア>。存在を食らう化け物<ナイトメア>の謎を調べているうちに<エインシェント>の手で抹殺された者が<ナイトメア>と化した。「癖になる見た目」とよく言われるらしい。
CV:冨岡美沙子
CV:坂泰斗
CV:山本祥太
魔道一門<エインシェント>の当主。その目的は”古の魔法が支配する世界の実現”。
関連イベント
開催期間は初開催時のもの。2018年4月現在は一部が魔道士の家で復刻可能。
黄昏メアレス
開催期間:2016年3月15日~4月13日
(2017年9月6日 エクストラモード追加)
(2018年4月9日 イージーモード追加)
黒ウィズGP2016 ~ 〈ファイティングメア〉
黒ウィズGP2016 ~ 瑠璃の時雨の降りしきる
黄昏メアレスⅡ 残響dearless
開催期間:2016年10月31日~2016年11月30日
(2017年9月6日 エクストラモード追加)
黄昏メアレスⅡ 外伝
開催期間:2016年10月31日~2016年11月30日
黄昏はろうぃん
開催期間:2016年10月31日~2016年11月30日
黄昏メアレスⅢ 絡園loreless
開催期間:2017年6月30日~2017年8月3日
黄昏メアレスⅣ 黄昏mareless
開催期間:2018年4月13日~5月31日
MARELESS 夢現の蝶
開催期間:2018年4月23日~5月31日
MARELESS2 夢現の狭間
開催期間:2018年8月16日~9月13日
ひねもすメアレス
開催期間:2019年6月13日~7月18日
関連イラスト
関連タグ
サンセット=リフィル ガンダウナー=ルリアゲハ ダイトメア=ラギト ウィールライト=レッジ