10世紀

じゅっせいき

西暦901年から1000年までの100年間。1千年紀における最後の世紀。

アジア

中国

中国では、朱全忠によって907年に唐が滅亡。

その後、朱全忠は後梁を建国するも息子に殺され間もなく滅亡。

その後は数々の国が興亡を繰り返し、「五代十国時代」と呼ばれた。

960年、趙匡胤によって宋(北宋)が建国され、979年に北漢を滅ぼして72年ぶりに中国を統一した。

日本

平安時代の中期にあたる。

9世紀末の894年に遣唐使が廃止され、中国との交流は一時途絶えた。

935年には、平将門が反乱を起こす。(「承平・天慶の乱」)この反乱は武士の時代の幕開けともなった。

その後、藤原氏が摂政と関白を独占し、10世紀末に藤原道長が権力を握り、摂関政治が最盛期を迎える。

朝鮮半島

7世紀から朝鮮半島を支配していた新羅が大きく衰え、892年に後百済、次いで901年に後高句麗(後に「泰封」と改名)が誕生し、朝鮮半島は再び三国時代となる(「後三国時代」)

918年に、泰封の王建が国名を「高麗」に改め初代皇帝となると、935年に新羅、翌936年には後百済を滅ぼし、新羅に代わって高麗が朝鮮半島を統一した。

なお、高麗の北にあった渤海は926年に契丹(遼)によって滅ぼされた。

アメリカ

イギリス

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