1975年に電気・信号検測の精度強化や作業の省力化を目的に、2両編成2本が登場した。
電化路線であれば走行可能なように走行機器類は485系をベースにし、検測装置はキヤ191系に準じている。民営化時にはJR東日本と西日本へ引き継がれ、東日本に引き継がれた第1編成はEast-iに置き換えられて2003年に廃車されている。
クモヤ443-クモヤ442で編成を組み、クモヤ443で電気設備を、442で信号設備を検測するが、信号検測は現在キヤ141系ドクターWESTによって行われているため442の検測設備は使用されていない。
第2編成はJR西日本吹田総合車両所京都支所に配置され、JR西日本各線の他JR四国、JR九州、肥薩おれんじ鉄道、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道、京都丹後鉄道で検測を行っていたが、2021年にDEC741に置き換えられ引退した。なお、この編成は2016年の全検時に検測機器の更新を行い、電気検測の機器を当時最新の機器に載せ替えている。これらはDEC741に移設されて再利用された。