概要
Chancetaleとは、海外RPG「Undertale」の派生作品(AU)の一つ、二次創作コミックである。製作者であるxXtha氏が自身のdeviantart及びtumblrにて公開している。
以下の情報はストーリーのネタバレを含みます。
ストーリー
ある日、NightmareとKillerに追い詰められたDreamはAceというスケルトンに助けられる。Dreamは助かったとお礼を言うが、AceはDreamの冠を盗んで去ってしまう。するとAceの元に兄弟のパピルス(通称Joker)が現れ、Aceは過去の思い出話を語り始める。
キャラクター
エース(Ace)
スケルトン兄弟の弟、父親であるガスターによって作られた退屈な事が嫌いで小柄なモンスター。アズゴアとトリエルに使えるべく高いステータスを持って生まれるはずだったが、何かの間違いによりATK:0、DEF:1と極めて低いステータスとなってしまった。メタトン以外に対する軽い接触恐怖症を持っている。
サンズと違いブラスターや骨による攻撃は使えないが、フリスクのリセット及びロードの回数が正確に分かる他、物事の確立の可視化、相手の感覚(見える物、聞こえる音など)を思いのままに操る能力を持つが、ジョーカー、メタトンと自分自身には効かない。
体格はサンズとよく似ている。右目の向かって左上にスペードマークの、口の向かって右下にクローバーマークの黒いタトゥーがある。左目は赤くてハートの形、右目は青くてダイヤの形をしており、赤、黒、金を基調としたマジシャンのような派手な服を着ている。足首の怪我の為に杖を突いて歩き、黒と赤のシルクハットを被っているが帽子から何かを取り出す事は無い。(「ありきたりすぎる」らしい)
ジョーカー(Joker)
スケルトン兄弟の兄、背が高いモンスター。催眠術を用いて相手が誰であろうと自分に従わせる事が出来る他、骨攻撃も可能。Aceの事は生まれる前から「偽モンスター」と言い嫌っていた。アンダインの発言から物語開始時点で15歳未満である事が窺える。
本作品においてはフリスクにバトルの基本を教え、植物を操り、6つのタマシイを持ってラスボスとして立ちはだかるなどUndertaleのフラウィのような立ち位置となっている。
Aceと似た服を着ており、頭にはドリームサンズとよく似た冠を着けている。
エースとジョーカーの親、アズゴアとトリエルに使える科学者。鳥を飼っており、アンダインの発言から家族思いであった事が窺える。エース作成の失態を補うためにコアを作ったが、ジョーカーに催眠術を掛けられ自殺させられてしまう。
濃い赤を基調とした長い服を着ており、顔のパーツは左右対称であり目尻にはピンク色のスペードのような模様がある。
地下世界に落ちてきた人間、服などを除いてUndertaleのフリスクと変わりは無い。
Undertaleのアンダインと同じく、ロイヤル・ガードの隊長を務めるJokerの友達だったが、こちらもJokerに催眠術を掛けられ隊長の座を放棄、及び時期隊長にJokerを推薦させられてしまう。
私服、鎧は共に赤く、鎧の胸にはDELTA RUNEに似た金色の紋章がある。
アルフィーに作られたロボット、クラブと化したグリルビーズで歌や踊りのパフォーマンス及び客相手にポーカーをやっている。ポーカーでは無敗の実力だったが、エースに敗れる。
赤と黒のボディを持ち、黒から赤にかけてのグラデーションカラーにラメがちりばめられたウェーブが掛かった髪とマントをしている。
メタトンを作った科学者、目を怪我したエースに眼鏡を作る。
薄いピンクの白衣、赤いトップス、黒いボトムスを着ている。
地下世界の王、ガスターに強いモンスターの生成を指示した張本人だがガスターには慕われていない。
髪は白く、服はモノクロで目の下には涙のような模様がある。
地下世界の女王、Undertaleとは異なりアズゴアと共に暮らしており、長い剣で戦う。
白い長髪を持っている事を除きアズゴアと似た容姿を持つ。
このAUでは生存しており、トリエルの代わりに遺跡でフリスクの面倒を見る。マフェットと行動を共にしているが、彼女の考えには反対しているようだ。
国王夫妻への謀反を企んでおり、エースを誘拐する。アズゴア達には「マフィア」と呼ばれている。
BGM
製作者のxXtha氏本人によりエースのテーマとして、MegalovaniaのリメイクであるKleptovania及びオリジナル曲のIllusions of GrandeurがYoutubeにて公開されている。