名前のとおりFIFA公認ゲームであり、収録チーム、リーグが多く、その多くが実名となっているのがこのゲームの特徴。
また、実際の選手によるモーションキャプチャーや3Dスキャンなど現実さながらのリアルな動きを追求。ウイイレ(PES)シリーズを圧倒し、シリーズ世界累計1億本を超える人気ゲームとなった。
ヨーロッパではウェイン・ルーニー、リオネル・メッシら世界のトップ選手からマイナー選手に至るまでたくさんの選手がプレイ。Jリーグでは柏の中山雄太、札幌のジェイ・ボスロイド(元イングランド代表)らがプレイしている。
実況は「J SPORTS」や「スカパー!」の実況・番組でおなじみの西岡明彦。FIFA18での解説は、福西崇史。
FIFA19でのカバープレイヤーはクリスティアーノ・ロナウドとネイマール。
名称に関しては選手名は日本のような表記揺れを防ぐためか英語表記となっており、チーム名はその国の言語で表記される。この点から日本では多少不満も出ており、FIFA17から実装となったJリーグでの「名前イニシャル+苗字」という表記には「分かりづらい」といった声も出ている。
近年ではリーグ(プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、MLS)の試合画面(メンバー表、フォーメーション、スコアや時計、次節の日程や選手データなどの放送用グラフィック)が再現されたり、女子代表チームが収録されたりしている。
また、FIFAワールドカップ開催年には予選から再現できるゲームが本来のシリーズとは別で発売される(2018はDLC配信)。このゲームや該当モードでのみ日本代表が使用可能である。
また、2012年までUEFA EUROシリーズの発売(2012はDLC配信)もしていたが、2016のスポンサーがコナミになったことでEAからの発売はなくなった。
しかし、2018年にUEFAのライセンスを手放したコナミからUEFAライセンスをついに取得。これによりFIFA19ではUEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグといったUEFA主催大会を完全再現出来るようになった。
同じく選手を操作するサッカーゲームということでコナミのウイニングイレブンシリーズとよく比較される。一時期はライセンスのFIFA、グラフィックのウイイレ(PES)と言われていたが、近年は3Dスキャンなどグラフィックにも力を入れ始めており、現在は比べる内容がライセンスの有無、選手の動き、操作性などになってきている。
また、双方で独占しているライセンスがあり、双方のユーザーからは「こっちにライセンスを売れ」など口論が耐えない。
独占ライセンスについて簡単にまとめると、
FIFAはプレミアリーグやブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、Jリーグ等各国リーグ。
ウイイレは日本代表やACL、ロシアリーグ、クラブチームにFCバルセロナ等(このためFIFAでチームは実名でもスタジアムがゲームから消滅する等の問題が発生した)。