概要
有名なSF映画である『スター・ウォーズ』シリーズを想起させるようなイラストや世界観となっている。
カードテキスト
サイキック族
「(同名モンスター)」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
手札からレベル(自身のレベル+1)以上の「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
機械族
このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル(自身のレベル-1)以下の「Kozmo」モンスター1体を特殊召喚する。(手札に加える。)
解説
属するサイキック族モンスターはいずれもライフポイントを支払って発動する効果と除外に関する効果を持っている。
これらはそれぞれ第6期・第7期に登場したサイキック族の多くが持っていた特徴と共通しており、一種の原点回帰とも解釈できる。
デッキコンセプトとしては自身を除外して後続を特殊召喚する効果を持つモンスターを主軸としたビートダウンデッキで、各種モンスター効果を駆使して大型モンスターを絶え間無く展開し、耐性と豊富な除去でフィールドを制圧するタイプ。
バトルフェイズ中に攻撃と特殊召喚を交互に行い、擬似的な連続攻撃を仕掛けるラッシュ戦法が最大の武器。
専用フィールド魔法のKozmo-エメラルドポリスで手札交換を行えることから手札事故が起こりにくいのも長所。
メタルフォーゼや炎王といった能動的な破壊を持ったカテゴリとは合わせやすく、前者とはサイキック族サポートを共有できる。
但し、除外やライフコストを多用する事からロンギヌスなどの除外封じやバーンカード等が刺さりやすい。
また、破壊を介さない除去もリクルート効果をすり抜けられる点で非常に痛い。対象を取らない効果だと最上級モンスターの耐性もすり抜けられてしまう。
弱点とは別だが、このカテゴリは初登場以降新規カードの追加と再録が行われておらず、今後もそれが望めないとされている。
遊戯王には「10年以上経ってやっと新規が出たカテゴリ」というのもあるのでかなり大袈裟な表現なのだが、こう思われる理由として、上記の通りスター・ウォーズ(とオズの魔法使い)が元ネタと考えられている為、「現在スター・ウォーズの権利を持つディズニーとの衝突を避けるために新規が出せないのでは?」と考えられているからである。
当然憶測であるため実際の理由は不明ではあるが、このような事情から、kozmoを知る決闘者は新規が望めない=将来性が無いカテゴリと見做している事も多い。