「銀河に漲る力…」
「その全身全霊が尽きるとき 王者の魂が世界を呪う!」
「現れろNo.95!!」
「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン!!!」
概要
No.95ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン(ナンバーズきゅうじゅうご ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン)は、『遊戯王ZEXAL』に登場する闇属性・ドラゴン族のエクシーズモンスターである。
テキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守 0
レベル9モンスター×3
このカードは自分フィールドの
「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
(1):このカードがX召喚に成功した時、
自分のデッキからドラゴン族モンスター3種類を1体ずつ墓地へ送って発動できる。
相手はデッキからモンスター3体を除外する。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
解説
「PREMIUM PACK 17」で登場。
漫画版ZEXALとは異なり元々の攻撃力は4000で固定となっているが、この攻撃力はギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンの数値が基になっている。
「ギャラクシーアイズ」と名のつくエクシーズモンスターに重ねる事でエクシーズ召喚できる方法とエクシーズ召喚の素材に使用不可の制約が追加されている。この組み合わせの為、制約でダークマターの上に新たなダークマターを重ねる事は出来ない。
このカードの真価はエクシーズ召喚時に発動できる自分側の墓地肥やしと相手側のデッキ除外を同時に行う効果にある。ドラゴン族限定とはいえ3種類を好きに送れるという事で【征竜】を始めとしたデッキで重宝されていた。
誰が呼んだか闇征竜ダークマター。
デッキの除外は相手が選択する仕様上、相手の戦術を崩せるほどの効果では無い。が、墓地へ送る処理を行う場合は発動する必要はある。
また、攻撃力は素の数値で4000あり、二つ目の効果で連続攻撃する効果もある。ただし、この連続攻撃はモンスターしか攻撃できない為、2回目の攻撃時にモンスターが不在の場合は攻撃できなくなる。
登場してすぐに征竜で採用され、高確率でワンキルを決め、それに失敗しても多大なアドバンテージを稼ぐことができた。
度重なる規制により環境から姿を消していた征竜をこのカードが復活させたのだが、このカードが登場してから3ヶ月で親征竜が全て禁止カードになることとなった。
その3年半後に嵐征竜-テンペストが制限復帰すると征竜とのコンボが復活。
さらに守護竜の登場により安定性が増し、破滅竜ガンドラXを絡めた1キルコンボが確立されてしまったために2019年1月1日改訂にて禁止カードとなった。
征竜の禁止カード化に関与したと思ったら今度は自身が征竜によって禁止カード化されるというのは皮肉としか言いようがないだろう。
現代遊戯王においては当時と比べてドラゴン族デッキにおいてランク8エクシーズが出しやすくなっていることに加えて、コストによるドラゴン族3枚の墓地送りが未だに強力すぎるため、制限カードへの緩和は絶望的である。
活躍
漫画版遊戯王ZEXALに登場したナンバーズの1体。
八雲興司が所持していたナンバーズであり、八雲に協力させられた天城カイトの手に渡る。
当初は白紙だったが、「王者の残像」によって、「ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン」をエクシーズ素材として開眼し、エクシーズ召喚されている。
このカードを含めた八雲興司が持っている8枚のナンバーズは「e・ラー」によってもたらされており、その力に大きく影響されている。
初登場のデュエルでは自身の効果でギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンの攻撃力を得た際、その姿もFA・フォトン・ドラゴンに変化しており、攻撃名も同じになっている。
その為、このカードの本来の攻撃方法は不明である。
関連タグ
遊戯王ZEXAL 遊戯王OCG エクシーズモンスター ナンバーズ(遊戯王) 闇属性 ドラゴン族
ダークマター・ドラゴン…「ギャラクシー(族)」で「ダークマター」かつ「ドラゴン」の後輩。闇堕ちしたメインキャラが使うのも共通。ただし、あちらはラッシュデュエルのモンスターカードであり、種族も前述の通りギャラクシー族なので異なる。