用例
「真田丸」のきり
(演:長澤まさみ)
「源次郎さま」こと真田信繁に好意を寄せる幼馴染の女性。我が強く、物をはっきり言う性格。
真田家の家臣の高梨内記の娘。一応は信繁の側室とされた史実上の人物に対応するが、実は霧隠才蔵なのではと噂する視聴者もいた。しかし実際にはきりという名前は女優の樹木希林が由来である(朝日新聞2018/9/28掲載「三谷幸喜のありふれた生活」より)。
信繁についていった先の大坂城では寧の侍女として働く。豊臣秀次に側室にならないかと誘われたり、細川ガラシャを通してキリシタンに接する機会もあったが……。
真田親子の十年以上にわたる蟄居生活にも同行し、信繁が脱出の決心を固めるきっかけとなった。
さっぱりした気性の持ち主だが、押しが強いので信繁からは鬱陶しがられている。良く言えば気の置けない間柄だが、きりの恋はなかなか実らない。それでも信繁のそばを離れず、ドラマの序盤から終盤まで通して姿を見届ける相棒のような立ち位置のヒロイン。