概要
セガが主にアーケード向けに展開しているオンライン麻雀ゲーム。かつては『セガ四人打ち麻雀MJ』(MJ1)→『セガネットワーク対戦麻雀MJ』(MJ2-5R EVOLUTION)のタイトルだったが、PC・スマホ版稼働開始後、アーケード版も『セガNET麻雀MJ Arcade』と名前を変更した。
アーケード向けオンライン麻雀ゲームとしての競合作であるコナミの『麻雀格闘倶楽部』がその筐体色から「赤台」と通称されるのに対し、こちらは「青台」と通称される(ただしMJ Arcadeは青台というより緑台に近い)。
日本プロ麻雀協会公認ソフトであり、同協会所属のプロ雀士が参戦している。
現在のMJ Arcadeでは協会のほか「最高位戦日本プロ麻雀協会」「麻将連合-μ-」「RMU」のプロも参加している。またMリーグにはセガサミーホールディングスのチーム「セガサミーフェニックス」として参加。
3Dグラフィクスを駆使した対局の再現は勿論であるが、その他にもプレイに応じてスポーツ中継のような実況が入ったり、好勝負の場合はセンターモニターにおいて対局リプレイが流されるなど、演出面を大幅に凝っているのが特徴である。
また、かつてのバージョンで「鷲巣麻雀」を打つことができるモードが存在したり(MJ4Evo 雀荘モード「廃倉庫」。当然であるが血は賭けない)、最新バージョンでも『咲-Saki-』のキャラクターが登場するCPUモードが存在するなど、漫画作品とのコラボレーションが多いのも特徴である。
麻雀としてのルール
※ 基本モードのルールであり、イベント卓としてここから改変されたルールのモードもある
- 花牌を除く136枚を使用。三人打ちではそこからさらに萬子2~8を除外
- 20000点持ち25000点返し(東風)・25000点持ち30000点返し(半荘・三人打ち)
- 0点未満でぶっとび(0点ちょうどの場合はぶっとびにならない)
- 順位点あり。10-30の順位オカ(四人打ち)・3位から1位へ最終スコアベースで30Pt(三人打ち)
- 多家和あり。供託分は頭はね
- 包あり。大三元、大四喜、四槓子に適用
- 九種九牌は四人打ちのみ流局(連荘)
- 四風連打、四槓は四人打ちのみ流局(親流れ)。四家立直は続行
- 食いタンあり、後付けあり、食い平和なし
- 赤五・裏ドラ・槓ドラ・槓裏あり
- 流し満貫あり(和了扱い)
- 天和あり、地和あり、人和は特殊倍満扱い(成立時は他役が乗らない)
- ダブル役満なし
- 三人打ちにおけるツモは四人打ちにおける北家分を折半(つまり子のツモの場合親が5/8、子が3/8の支払になる)
- オーラスにおける親和了は二位以下の場合連荘、一位になった場合は終了