CV:高口幸子
概要
年齢は19歳。趣味はスイーツの食べ歩き。
地球連邦軍・戦技研究班のシューフィッター部隊(新造MSの稼働・習熟データ収集を主としたチーム)、グローリー・スター隊員。階級は少尉でコールサインは「スター3」。
機体の操縦が丁寧という点を評価され、配属された。
内気で大人しい性格だが真面目で芯が強い。衣装はグローリー・スターの制服の長袖の服にミニスカートとブーツ。乗機はバルゴラ、バルゴラ改、バルゴラ・グローリー、バルゴラ・グローリーS
ちなみに、担当声優の高口幸子氏は「ジ・インスペクター」でミツコ・イスルギ社長も演じている。
能力
実戦経験不足という設定を反映し、パイロットとしての能力は初期値の時点では全体的に控えめ。
ただし、同僚が稼いだPPが彼女に還元されるため、養成しやすいというメリットを持つ。
後半は能力値が大きく伸び、PPを大量入手できる上に機体性能が大幅に上がり、MAP兵器とリーチの長い武装を供えるため、遠近共に死角の無い最強ユニットの一角にのし上がる。
なお、ディアナ・カウンターに雇われ一時的に味方ステータスのまま敵パイロットとして登場する場面がある。機体も含め本格的な育成はその後が好ましい。
不幸キャラ
本編中に不幸に見舞われることがやたら多く、身も心もボロボロになりながら戦い続けるその姿から、しばしばスパロボオリジナル史上最も不幸な女主人公(男性主人公も含めると本編中で死亡したケイジ・タチバナがいるため総合一位というわけではない)と呼ばれる。SPDのバトルシアターではアクエリオンアルファの「不幸断絶拳」が直撃してもノーダメージだったり、公式でもネタにされている(それでも恐らくテッカマンブレードに比べればまだマシだが)。
作中でバルゴラのガナリー・カーバーにパーツとして組み込まれていた「悲しみの乙女」のスフィア・リアクターとして覚醒。その副作用で味覚を喪失したり(作中でキャンディをもらって食べたが石のように感じたり、SPDでのグラヴィオン温泉卓球回でもビールの味が分からなかったり)視覚も弱まるなどの事態に陥るが、気丈に振る舞い周囲にも悟らせる事はなかった。後に副作用はスフィア・リアクターとしてのステージが進んだ事で解消される事となる。
なお、Z序盤にはスフィアを所持していた事で覚醒を促すためにアサキムに機体を破壊された上で暴行されている。その為ある程度友好関係にあったランドと異なりアサキムとの関係は最悪。
その後の第2次Zの「破界篇」では名前のみ登場しており、セツコが並行世界のデンゼル・ハマーとトビー・ワトソンと戦わされた一件からZEUTH内では並行世界の同一人物同士の比較をしないというルールを設けた事が語られている。そのため、元の世界と外見が同一である「エウレカセブン」の人物達は別として、兜甲児やゲッターチームの前ではZEUTH内の彼らに対する言及は抑えられていた。
「再世篇」ではインサラウムの次元転移に巻き込まれる形で第2次Zの多元世界に転移し、ZEUTHの仲間と再会した事で再び戦いに身を投じる。その後、北米のサクラメントにインサラウムが設置した次元力抽出機「ZONE」の発動を阻止するため、自らその中に封印。終盤でトライア・スコートの開発したZONEブレイカーにより、同じくZONEに捕われていたランド・トラビス共々救出される。再世篇においてスフィアの影響を受けている描写は見られないが、ZONEの機能や停止方法を見抜くなど、スフィアに関わる者が持つ能力の片鱗を見せている。
第3次Zの「時獄篇」では、名前のみ言及。どこかの世界に転移させられてしまったと予想されていた。
「連獄篇」では、エイクロス・カスタムとバルゴラ・グローリーSに搭乗。これまでの主人公達から真っ先に参戦する。グローリーSには第9話で乗り換えとなるが、そのステージだけ戦闘台詞が異様にローテンションに。
エイクロス搭乗時は専用のカットインがあるが、バストサイズを強調する形でグラフィックが描き直されているのがわかる。
「天獄篇」では、序盤の分岐で北米ルートに行くと最速で参戦。今作では、敵対人物の男性にやたら執着されてしまう。
汎用カットインが変更され、袖から指先だけ出ているいわゆる「萌え袖」状態になっている。そしてザ・グローリー・スターのカットインでは『再世篇』以上に盛大に揺れる。
シン・アスカとの交友
本編中で絡みの多かったシン・アスカと一緒に描かれているイラストが多い。余談ながら、その辺の関係から「スパロボZのリアル系男主人公はシンで、セツコはヒロイン」なんて言われることも。
また、プロフィールをシンと同じ誕生日9月1日と血液型O型にすると、なんと精神コマンドのラインナップがシンと全く同じになる。スタッフ狙いすぎでしょ……。
主人公の座を交代した第2次Z以降は一緒にいる場面こそ減るものの、第3次Z時獄篇では大半のメンバーが敵の記憶操作の影響で不在のZEUTHメンバーを忘れかけている中、シンは彼女の事を他のメンバーより強く覚えていた。また、アサキムに対してもセツコにした所業を知り激昂する場面もある。
関連イラスト
関連タグ
シンセツ:シン・アスカとセツコ・オハラのカップリングタグ
ケイジ・タチバナ:前述通りセツコより不幸なスパロボ主人公