概要
2002年8月16日放送。
ハートマークの形をした薄手のシート。これを額など任意の者の体に貼ってはがすと、楽しかったころを思い出して心の中がすっきりするので、怒りや恐怖の感情が消滅する。ちなみに貼られた者は温泉に入りリラックスしながら若かりし頃の自分をイメージしている。
シートを貼ったままにしておくと、シートをはがすまで、昔の思い出から抜け出せなくなる。
ストーリー
空地でジャイアン、スネ夫と共に野球の練習をするのび太。だが、全くボールをキャッチできず、ジャイアンと打者を交代してもらい珍しくホームランを出したが、これが家の庭にいた神成さんに当たり、その勢いで盆や胃やガラスが割れてしまい、ジャイアンとスネ夫は河原で特訓だと言い出す。
この話を聞いたドラえもんはこのハートすっきりシートを取り出す。すると、ママが勝手にゴルフクラブを買ったパパに怒っていたので、ドラえもんがこのシートを貼ると、ママは急に新婚時代を思い出して機嫌がよくなった。
そしてのび太はこのシートを持って外出するが、途中で神成さんに会ってしまったのでシートを貼ると、子供時代のワンパクだった事を思い出して子供は元気がよいと上機嫌になり、のび太はアイスまでご馳走にななった。
そしてジャイアン達と特訓になると、早速ジャイアンにシートを貼ろうとするが失敗。そんな中ついに特訓が始まりそうになるが、しずかが飲み物を差し入れに持ってきたため、一旦休憩に。そして本格的に特訓がスタートし、初めはジャイアンがノックを担当していたが、途中でスネ夫が交代。だが、スネ夫が打ったボールがガラの悪い男子たちに当たってしまい、謝っても許してくれなかったので、のび太がこの男子たちにシートを貼り、これにより、子供時代に野球で遊んでいた事を思い出して許してくれた。
そして怖くて震えが止まらないというジャイアンとスネ夫にも張ってあげたが、幼少期にのび太、しずかとままごとをしていた記憶が蘇り、今度はままごとの特訓をしようと言い出し、「もっとシートを貼ってくれ!」とのび太はこの2人から追いかけられる事態になった。