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演:山田一善、CV:桑原たけし

概要

ネロス帝国ヨロイ軍団雄闘

月桂冠を模したレリーフが掘られた鉄仮面の戦士。鎖鎌を武器とし、これを利用してジェネレーターで発生させた高電圧を相手に流し込む戦法も用いる。

正々堂々とした戦いを絶対の信条としており、その真っ当な性格故、軍団長クールギンからの信頼も非常に厚い。


同軍団のムキムキマンフーフーチュウとの賭けで汚い手に出たモンスター軍団ヘドグロスを下した後、メタルダーの制作者・古賀博士の助手であったという太田博士の身柄を拘束する任に就く。卑怯な手を嫌ってモンスター軍団員と対立し、ヘドグロスの妨害を跳ね除け、「博士の身柄を返す代わりに1対1の勝負がしたい」とメタルダーに申し出た。しかしモンスター軍団の横槍が入り、一時休戦してメタルダーと共に逃走する。


その夜、バーロックはメタルダーに自分の過去を語る。

元々はオリンピック十種競技の候補選手。現役時代、オリンピック出場を果たしたいがため、ライバルにドーピングの濡れ衣を着せたものの、これによりライバルを自殺に追い込んでしまった。その後は激しい罪の意識に苛まれ自分を蔑む日々を送るうち、ネロス帝国に招かれヨロイ軍団に身を寄せることとなる。彼の信条も、その暗い過去に起因してのものだった。

「博士は必ず取り戻す、だからもう一度勝負してくれ」という懇願をメタルダーも承諾し、約束通りバーロックは太田博士を基地からこっそり連れ出すが、ヘドグロスに見られてしまい、クールギンの助命嘆願も空しく粛清対象となってしまう。


そして翌朝、メタルダーとバーロックの一騎打ちが始まる。激闘の末メタルダーは勝利するが、レーザーアームで彼の鉄仮面を真っ二つに割っただけで、命までは奪わなかった。この誇り高き男を殺すには忍びなかったのだ。素顔を晒したバーロックも「お前と戦えて俺は本望だった」と感謝を述べる。

だがそこへ、裏切り者を抹殺すべく軍団総出の追撃部隊が押し寄せてきた。バーロックはメタルダーと博士を逃がし、自らは囮となって飛び出して、機甲軍団の集中砲撃により壮絶な最期を遂げる。しかし彼は散り際に、声高らかに叫んだのだった。


「俺は生まれ変わった!もう負け犬じゃないっ!」

余談

演じた山田氏はメタルダーのメインスーツアクターでもあり、25、26話に登場した北八荒のオートバイ仲間ジャック電撃応援団メンバーの役で再出演している。


39話にてゴッドネロスの降霊術にて他のヨロイ軍団員と共にメタルダーに襲い掛かってきているが、他の団員はともかくなぜ彼がメタルダーの前に怨念として出てきているのかは不明。(一方でベンKは出てきていない)本人ではなく、単に幻かもしれない。


また、この回ではいかにもモンスター軍団らしい卑怯な小悪党として登場したヘドグロスであるが、彼には彼の事情があり、次回の第9話では夢の為に悲しく散る事になる。

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超人機メタルダー ネロス帝国 ヨロイ軍団

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