ビシバシ!
チャンプの!
大百科記事だ!
説明!
ミニゲームの内容や操作形態が異なる続編が数多く製作され、これらはまとめて「ビシバシシリーズ」「チャンプシリーズ」等と呼ばれる。シリーズを通して演出はコミカルでハイテンションなものとなっており、三拍子に区切られたミニゲームのタイトルコールや「説明!」のかけ声がやたらテンションが高いことも有名である(『児玉満』が担当している)。
何故かたまにエロくなる。
ゲーム内容
横一列に並んだ赤緑青の3つのボタンのみを使用して、最大3人で次々と出されるミニゲームにチャレンジする(シリーズによっては最大2人であったり、レバー・ハンドル等、操作形態が異なる場合もある)。進行形式は以下の3種類に大別されるが、どちらも「ミニゲームをクリアできないとアウトとなりライフを1個失い、ライフが無くなるとゲームオーバー」という点は共通している。
ノルマ形式
『ビシバシチャンプ』『スーパービシバシチャンプ』『ハンドルチャンプ』『グレートビシバシチャンプ』で採用。
参加プレイヤーのみ(場合によってはコンピュータの参加あり)がミニゲームに挑戦し、基準値を上回ればクリア。上回れないとアウト。一部機種では、全員の点数の合計でノルマを判定する協力プレイ形式をとっている。
対戦形式
『ハイパービシバシチャンプ』『ビシバシチャンプオンライン』『ガチャガチャンプ』『ステップチャンプ』『ビシバシCHANNEL』で採用。
コンピュータを含めて対戦を行う。相手に勝てば(規定順位以上になれば)クリア、負けるかリタイアになるとアウト。
『オンライン』『CHANNEL』は同じ筐体のプレイヤーをチームとし、別店舗またはCPUのチームとチーム内合計成績で競う。負けた場合はそのチームメンバー全員がアウトになるが、個別成績で2位以下であってもアウトにならない(追加アウトでライフを2個失うこともない)。
1位が同点の場合は「同点バトル」が発生する。『ハイパー』では先にボタンを5回叩いた方が勝利。『ガチャ』『オンライン』では一定時間の連打回数で勝敗を決する。『CHANNEL』のみ規定順位内の同点はその全員がクリアとなる(同点バトルがない)。
ただし『ステップチャンプ』の、最後から3番目にプレイする「弾いて踊ってセッションだ‼︎」では、3人がそれぞれ異なるパート(1PはDDR、2Pはギタフリ、3Pがドラムマニア)を担当し、『最後まで行けば全員生き残り』がクリア条件となる。
そして演奏後の結果画面では「勝利」ではなく「成功」となり、全員に1勝がカウントされる。
TAS動画では、CPUがようやくここで1勝となる。
複合形式
『アニメチャンプ』『サラリーマンチャンプ』『ザ★ビシバシ』で採用。
基準値を上回り、かつ規定順位以上を取らなければアウト。
『ザ★』では参加者全員の合計点数がノルマ以上ならば全員クリア、逆に満たなければ下位から順にアウトになる。結果によっては全員アウトになることもある。
どの形式であれ、基本的にゲームをクリアしていくとランクがあがりノルマが難化したりCPUが強化されたりする。
『グレート』『ザ★』『CHANNEL』ではランクが可視化されており、どのあたりで最高難度になるかがわかりやすい。
主な登場キャラクター
ガチャ美 CV:鹿庭絵里子
ガチャ彦 CV:大里新太郎
その他
ゲームボーイカラーでは発売された「お笑いよゐこのげえむ道」は実は内容がビシバシチャンプだったりする。また、プレイステーションで発売された「ミニモニ。ダイスdeぴょん!」やゲームボーイアドバンスで発売された「ミニモニ。おねがい☆お星さま!」も収録されているミニゲームはビシパシチャンプで登場したミニゲームが中心であり、実際に前者と本作を比較した動画まで存在しているようだ。
余談だが、韓国のゲームメーカーDanbiが2002年に開発したアーケードゲーム「OFFICE 女人天下」は、姉妹作の一つである『サラリーマンチャンプ』をOLに差し替えてグラフィックを改変した点を除いてほぼそのまま使われているゲームであった。そのため、一切の許諾を得ていない盗作であることを知ったKONAMIが裁判を起こし、Danbiは全面敗訴、「OFFICE 女人天下」の筐体の完全撤去及び商業利用禁止の命令が下され、現在は封印作品になっているようだ。