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ペペシャ・アンドレアノワ

ぺぺしゃあんどれあのわ

ペペシャ・アンドレアノワとは、漫画『SHY-シャイ-』の登場人物。ヒーロー名は「スピリッツ」。
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プロフィール編集

国籍ロシア
年齢27
誕生日11月30日
血液型O
身長174cm
体重58kg
好きなものお酒パン
CV能登麻美子

概要編集

漫画『SHY-シャイ-』の登場人物。

ロシアのヒーロー《スピリッツ》に転心する能力を持ち、犯罪の制圧に大忙しの毎日を送る。

主人公の紅葉山テル/シャイのことを何かと気にかけ、時にヒーローの先輩として、時に人生の先輩として彼女の支えになる。


性格編集

普段からお酒の容器を持ち歩いている酒気帯びヒーローで、常に上機嫌。その天真爛漫な性格で、誰に対してもすぐ打ち解けることが出来る。

しかしながら根っから明るいというわけではなく、テルに対しても「シラフの自分に会ったら誰だかわからないと思う」との旨を述べている。普段の明るい態度は、市民に「全部大丈夫」と安心してもらうための表向きの顔であり、私生活では普通の人と同じように不安や悩みを抱えている。


思いやりにあふれる博愛主義者であり、それゆえ配慮に欠ける態度や弱者に向けられた暴力には強い憎しみの目を向ける。本人的には共感能力に欠けたスターダストとは相性が良くないと感じている様子。


素顔編集

見た目こそモデル級の美女だが、歴戦の名残ゆえか、平穏とは言えなかった生い立ちゆえか、脱ぐとたくましい筋肉質

プライベートで交流のある人間からは「ペーシャ」と呼ばれる。


母の名はレターナ。父親は不明。

幼少期はレターナとともに母子家庭で育つが、孤児院育ちで学歴もないレターナが安定した職に就くのは難しく、明日食べるものにも困る極貧生活を送る。ペペシャはレターナを「マーマ」と呼んで甘えたがったが、困窮で身も心もすり減らしていく母にわがままを言うことが出来ず、むしろ「自分の存在が重荷になっているのでは」と思いつめる日々が続く。

そんなレターナが唯一笑顔を見せたのがお酒を飲んで酔ったときであり、その頃のペペシャはお酒のことを「大人が子供に戻れる魔法の薬」だと思っていた。


やがてペペシャが12歳のときにレターナは川に転落して死亡(公的には自殺と判断されるが、実際はケーキの入った袋(彼女にケーキを買う経済的余裕などなかったが、洋菓子店の店員の厚意により無料で提供された物だった)を持って歩いていた彼女を金持ちと誤解し、妬んだホームレスに袋をひったくられた際に川に突き落とされ、殺害されたのが真相である)。ペペシャはかつて母が育ったユーリイ孤児院に預けられ、17歳になるまでそこで育った。孤児院では職員のイサークやナタリアとも良好な関係を築き、孤児院を出て十年が経過した今でも親交がある。現在ペペシャは孤児院に毎月寄付金を贈っており、院の子供たちからも慕われる存在である。



ヒーロー「スピリッツ」編集

作中世界でロシアを守るヒーロー。

本編開始の時点ですでに世界的に名の知れた人気ヒーローとなっており、市街地にいるとファンに囲まれて人だかりが出来るほど。第10巻での『ジャパン・エキシビション』ではスピリッツのコスプレをする人の姿も見られた。

ヒーロー間でも実力だけでなく発言力もある方であり、複数のヒーローが集まって重要な会議をするという場面では必ずと言っていいほど出席している。


容姿編集

転心すると、ベストホットパンツが一体化したような青いボディスーツの上に、白い軍服を思わせる上着を羽織った姿になる。両腕両脚は黒タイツで覆っている。

頭にはベレー帽。足はブーツベルトからは酒瓶を吊るせるホルダーが複数装着されている。


能力編集

  • 「ふわふわ」

スピリッツが持つ「心の力」。周囲の気体を自在に操り、水中を泳ぐように空中浮遊できる。

また、自分の身体を気体に変質させることもでき、これを使っての物理攻撃の回避、のように手足を巨大化させて相手をつかむ、觔斗雲のように高速で空を飛ぶ、といった芸当をこなす。

必殺技は超圧縮した空気の塊を叩きつける「ふわふわ砲」。


  • 氷を操る力

ロシアでの戦いの後、ツィベタが遺した心遺物を指輪として装着することで、ツィベタと同様にの力を行使出来るようになった。

必殺技は射程範囲を凍らせる「さぶぜろ砲」。


関連タグ編集

SHY-シャイ-

おっとりお姉さん 金髪碧眼


ナツカワ・マサル:原作及びアニメ第1話でスランプ状態に陥ったテルにペペシャが言った「すべての人を救うなんてどんなヒーローでもできない…。それでも立ち止まってはいけないってこと。救えた輝きは握りしめて 救えなかった輝きは背負って前へ それがヒーローってものでしょう?」という助言は、『ウルトラマンZ』の第14話で未来から半ば事故のような形でやって来た大人になった息子に送られ、悩みや迷いを振り切る助言に似ている為で、こちらも身近な後進への助言繫がり。

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