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ポア

ぽあ

複数の意味を持つ。日本ではオウム真理教の殺人を正当化する教義として有名。
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曖昧さ回避編集

  1. 微小な空洞、気孔を意味する言葉。(Pore)
  2. チベット仏教において「死者の意識の移し替え」つまり転生を意味する言葉。(Phowa/འཕོ་བ་)
  3. 2.に由来するオウム真理教用語。本項で記述する。

3の概要編集

オウム真理教の教義はパーリ仏典・チベット密教・インドヨーガといった古典宗教の中から教祖である麻原彰晃(松本智津夫)の都合が良い様に解釈・取捨選択しているものだが、この「ポア」はその中でも最たるものであり、2の意味を「相手の強制的に高い世界に転移させる」と曲解させたものである。

つまりオウムにとって都合の悪い人を悪人と決めつけ、「これ以上(オウムから見た)悪行を積まぬように強制的に転生させて救済する」という名目で殺人を正当化する教義として行われた。


オウム事件が明るみに出た直後からワイドショーなどで頻繁に取りざたされた為、日本では本来の意味を差し置いて殺人の代名詞として扱われている。

また、ネットスラングとして処刑・殺害もしくはアカウント凍結やコメント削除をポアと表現することがある。



関連タグ編集

麻原彰晃 オウム真理教 殺人


オウムの同義語として使用された例編集

20世紀少年:仮面の男「ともだち」を教祖とする新興宗教団体にて、「絶交」の名で殺人が行われた。

連合赤軍山岳ベース事件にて、「総括」の名で殺人を正当化した。

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