ムサシ(ロボポン)
むさし
『ロボットポンコッツ』に登場するアーム型ファイターロボポン。火属性。
言うまでも無く宮本武蔵がモデルの剣豪型で、身長170cm、体重298kg。
船の櫂を模した木刀(漫画版では「Like a Rolling Stone」の銘が彫られている)の二刀流で闘う。
佐々木小次郎にそっくりなコジロウの説明文にはこれでもかと「ムサシとはライバル!!」と書いてあるが、ご覧の通りムサシの方はそっけない。
20数年にもわたり諸国をさすらってきた流れのロボポンで、様々なファイトを通じ抜群の戦闘力を有している。作者・タモリはタルによれば、その高い戦闘力の由来は、機能よりも戦闘経験によるものが多いらしい。
20年前、ドクター・ゼロによる王国への反乱「ツキガ丘の戦い」が勃発した際には、国王フリスクの親衛隊として参戦。ノロイダーと共に、ロボゼロと対決した。この頃は真剣を使用しているが、暴走したロボゼロにへし折られていた。
親衛隊を抜けて放浪の旅に出るが、5年前にとある研究所(コジロウが作られたところ)に拾われ、一宿一飯の恩を受ける。しかし事もあろうに全食料を盗んで夜逃げし、以降はコジロウから追いかけまわされていた。
5年越しの再会を果たしたコジロウの事を実力者と認め、以前は敵いもしなかったにもかかわらず成長の末に自身の顔に傷を付けたことを心より祝福、オーバードライブし最強技で撃破した。
その後スポロ社の全食料を盗んで逃走した。
バーモント編ではクロザ島でユースケと再会し、先述の食い逃げを根に持っていたユースケからタダ働きとして旅路に同行させられる。圧倒的物量差のバーモント一味相手にも全く引かずに怒涛の快進撃を続け、旗艦への殴り込みの際には幹部たちの総攻撃を受け左腕を失うもすぐさまカイゾーグから奪ったパーツに交換し完封勝ちした(メイン画像はその際のマジギレ時の姿)。更に船底に向かい次から次へと外壁を破壊、最終的に沈没に追いやっている。
スペシャリスト編では要塞デスガイアとの戦いで再登場。外壁を一撃でぶち抜いて侵入し、ビスコチームの助っ人としてゾロに挑戦した。