曖昧さ回避
- 狂気、精神異常を表す英語の形容詞／名詞。月（ルナ）によって引き起こされると言われてこの名が付いた。名詞形に"LUNACY"がある。月、いい迷惑。
- アニメ『TIGER&BUNNY』の登場人物。本項で解説。
- アニメ『ブラック★★ロックシューターDAWN_FALL』の登場人物。→ルナティック(BRSDF)
- ゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの難易度設定の一つ。ハードよりも厳しい。
- 同人ゲーム『東方Project』作品の難易度設定の一つ。ハードよりも難しく、最高難易度。この作品を元にした二次創作ゲームの難易度にも使われることがある。
概要
CV：遊佐浩二
本編6話より登場する謎のNEXT。
他のヒーロー達とは違い、所属先もスポンサーも無い。
ヒーロー達とは決して相容れない独自の正義論を持っており、彼の名の通り「常軌を逸した」執着心でもって犯罪者を抹殺する。本人曰く、「人を殺した者に同等の償いを課している」との事。
基本的には赤い満月の夜に活動する。
体型が分かりにくいスーツ（おそらく自作）に身を包み、「怖い」ともっぱらの評判であるその顔には、グローブのようなデザインが施されている。
鏑木・T・虎徹を初めとするヒーローに対して、彼の有り様はまさにダークヒーローである。
正体は、シュテルンビルト司法局のヒーロー管理官であり、裁判官でもあるユーリ・ペトロフ。
人物像
常に「タナトスの声を聞け」「罪人は歩み出よ」などと、芝居がかった台詞を口にしつつ、自身の正義に反する者達を躊躇なく処刑しようとする。基本的に、自身の処刑の邪魔さえしなければヒーロー達とは敵対しようとはしないが、邪魔をするのであれば容赦なく攻撃する。
ヒーロー達の正義を嘲笑いながら暗躍する彼だが、シュテルンビルトには死刑制度が無い為（公式HP参照）、市民の中には彼を必要悪として支持する者も現れているようだ。
NEXTとしての能力は「青い炎を操る」。
バーナビー・ブルックスJr.を軽くあしらうなど戦闘能力は非常に高く、瞬間的な火力では同じく炎を操るヒーローであるファイヤーエンブレムをも上回る。
それ以外にもクロスボウと組み合わせて優れた飛び道具にしたり、逆噴射して空を自在に飛んだりとその能力の汎用性は高い。
飛行速度もハンドレットパワーを発動したバーナビーとほぼ同等である。
戦闘経験も豊富で、一対多数でも冷静に立ち回りながらその攻撃を捌ききる事ができ、能力のデメリットも特に見られないなど、非常に手強い相手として描かれている。
登場初期はバーナビーが自分の過去について、手がかりを得始めたタイミングだった為に、謎の犯罪組織ウロボロスの一員とも疑われたが、その後の展開によってその可能性は低い事が判明した。
概要にもあるように、基本的には赤い満月の夜にしか活動しないが、21話においてアルバート・マーベリックによって記憶を改竄されたヒーロー達に虎徹が追い詰められた際は、日中にもかかわらず登場して、虎徹を逃がす為にダークネスタイガーと直接相対した。
余談
警察や他のヒーローとは距離を置き、私刑行為を行うという設定は、DCコミックのバットマンやMARVELのパニッシャー、ゴーストライダー等と共通するものがある。
ただし、悪人を容赦なく処刑するという設定を見る限りでは、どちらかというとパニッシャーに近いと言える（バットマンやゴーストライダーは、恐ろしい程の制裁こそ加えるものの、まず悪人を殺害するような事はしない。また、パニッシャーも悲惨な過去を持っているという点も似ている）。
関連イラスト
関連項目
1.関連
LUNA SEA・・・結成時は「LUNACY」だったが、CDデビューに際して改名。2000年の"終幕"前にAl.「LUNACY」をリリースした。
