概要
第7話『無敵!?偽りの勇者を討伐せよ!キラナ村の伝説』・キラナの村に登場。
強力な魔物4体に遭遇したヨシヒコ一行。その強さに追い込まれ一旦退こうとした時、魔物たちに容姿をトレースされてしまう。
モシャスの呪文で「偽ヨシヒコ一行」に化けた魔物たちは本物のヨシヒコらよりも一足先にキラナの村に到着。
活躍
100年前キラナの村を救った「勇者ヨシヒコ」は伝説の英雄として崇められており、その復活を風の噂に聞いていた村人は「偽ヨシヒコ一行」を本物と思い込んで歓待していた。
後に到着した本物のヨシヒコ一行は逆に偽物として石を投げられたが偽ヨシヒコ一行により牢に入れられてしまう。
魔物たちの目的は悪霊の鍵を手に入れ、世界に魔物を解き放とうとしていた。
キラナの村に魔物達がヨシヒコ一行に成りすましたのはキラナの村の人達は何らかの鍵を在処を知っているようだがそれを口にすることは村の掟で固く禁じられているため、村人を騙くらかして聞き出そうとしている。
ムラサキ曰く「言ったらそろそろ教えちゃうんじゃねえって的な空気だもんねぇ。」である。
メンバー
偽ヨシヒコ
演 - 濱田岳(友情出演)
厳つい笑顔を浮かべた岩の魔物がヨシヒコに変身した姿。
ヨシヒコよりもよっぽど勇者らしい振る舞い、小洒落たジョークを言う。
その目的は悪霊の鍵を手に入れて魔物を世界に解き放つこと。
偽ダンジョー
演 - 宍戸開(友情出演)
棍棒を持った一つ目の魔物がダンジョーに変身した姿。
(実際の姿は衣服の色がどちらかというとサイクロプスである)
ダンジョーよりも紳士的で、キラナの村の子供たちの人気者で自身のことを「ダンジョーおじさん」と言っている。
偽ムラサキ
演 - 有村架純
ゼリー状の緑色の魔物がムラサキに変身した姿。
ムラサキよりも可愛らしい姿で、料理も得意。
キラナの村の男性陣(およびダンジョー、メレブ)の心を奪った。また、氷の呪文も扱える。
牢に囚われたヨシヒコ一行のことを「でもそのだせぇ感じ、ちょーお似合いって感じぃ〜」と評し見下していた。
偽メレブ
演 - 山中崇
剣を持った骸骨の魔物がメレブに変身した姿。
結末
ろ偽ヨシヒコ一行は牢に閉じ込めた本物のヨシヒコ一行に村人の心は自身のものであり、鍵の在処を言うこと、偽ヨシヒコはかつて救った村に裏切られる気持ちを尋ねヨシヒコに精神攻撃をするがヨシヒコは動じず、偽メレブは「そんなお人好しでよくも魔王を倒せたな。しかし、今回はそうはいかない…この世界は我々魔族の物になる。」と言い、鍵を手に入れたらキラナの村の人達共々ヨシヒコ一行を葬ることを言い、ヨシヒコは「許さん!絶対許さんぞ!」と激怒した。
家に伝わるヨシヒコの似顔絵を持っていたかつて助けられた村人の子孫がヨシヒコに鍵のありかを教えたが偽ヨシヒコ一行によりヨシヒコを信じた村人は拘束され、鍵を見つけるためにヨシヒコは一時的に同行し、嘘だったら村人と仲間も皆殺しにされると偽ヨシヒコ一行に脅された。
偽ヨシヒコ「あ〜、いいな。人間は毎日こんなうまいもん食べてるのか〜」
ヨシヒコ「毎日ではない。たまにだ…」
偽メレブ「たまにでも羨ましい限りだ。早く人間になりたいっ!」
偽ヨシヒコ「へへ、別に人間になりたい訳じゃないでしょ」
偽ムラサキ「おいしい?ヨシヒコ」
ヨシヒコ「あぁ…」
偽ムラサキ「嬉しい」
偽ダンジョー「おい、ちょっと、人間なんかに惚れてどうするんだよ。」
ヨシヒコ「それは私も勘弁して欲しい。」
偽メレブ「お前、自分がジェリーマンだと言うこと忘れるなよ。」
偽ヨシヒコ一行「ハハハハハ」
偽ダンジョー「だってこいつドロドロなんだぜ。グリーンの」
鍵を手に入れるためにヨシヒコと一時的に同道してそうめんを一緒に食べて打ち解けるが、偽ムラサキはヨシヒコにやや惹かれていた様子である。
結果的に魔物を倒し、鍵は手に入れたがヨシヒコは偽ヨシヒコ一行の方が楽だと知り、本物のムラサキはレトルトカレーしか作れないことで偽物の方が良いと言い、ダンジョー、ムラサキ、メレブを見捨てた。
ヨシヒコはキラナの村にある「ルイーダの酒場」のルイーダという巨乳でセクシーな女店主にダンジョー、ムラサキ、メレブの3人を預けた。
未公開映像ではダンジョーはルイーダにビールを頼んだ。
ヨシヒコ「新しい旅の始まりですね」
偽ヨシヒコ「ああ!」
ヨシヒコは偽ヨシヒコ一行と共に新しい旅に出て、EDが流れたが…
仏「終わるか!!バカーッ!!」
ヨシヒコ「仏・・・!」
仏に止められ、ヨシヒコは状況が読み込まず、仏が偽ヨシヒコ一行が魔物であることや目的が違うことを言い、ヨシヒコに悪霊の鍵が欲しい理由を問いかけ、ヨシヒコは「全ての魔物を封印するためです。」と答えた後、仏は偽ヨシヒコ一行に悪霊の鍵が欲しい目的を問いかけた。
偽ヨシヒコ「なに者にも封印させず、次々と魔物を増やすことです」
ヨシヒコ「なんだと・・・!?」
仏「うん あのさあ 言ってたぜ? もう最初からみんなそう言ってたぜ? で、お前もわりかしカッコいい顔して許さーんと言ってたぜ?」
ヨシヒコ「本当か・・・!? お前達は魔物を増やそうとしているのか・・・!?」
偽ヨシヒコ「えー!?ゆったよね!?」
ヨシヒコ「貴様ら・・・・!!」
仏「うん、貴様らじゃねーよ!! なあ、お前があの旅の途中でそうめん作ってもらったりしていい雰囲気になって、お前、勝手に忘れてただけだぜ?」
偽ムラサキ「ヨシヒコ…この世界を魔物のものにする手伝いしてくれるんでしょ・・・?」
ヨシヒコ「そんなわけないだろバカモノー!!」
仏「バカモノーはお前だよ!!」
ヨシヒコ「なんということだ・・・・!!!」
仏「あのさ、そもそもさ。完全に一人被っているヤツがいるのにお前よく平気だよね。お前」
ヨシヒコ「くっそ・・・!!騙したな・・・!!」
仏「騙したなじゃねぇーよ お前ほんと頼むよ。どこいくんだよ」
ヨシヒコ「騙したなーーーーッ!!!」
仏「うるさい うるさい うるさいもん声がほんとに」
旅の目的を再確認し、相容れないことに気づいたヨシヒコは上記のセリフを大声で叫んでルイーダの酒場に向かった。
その後、騙されたと思ったヨシヒコはメレブ、ムラサキ、ダンジョーをルイーダの酒場から連れ戻し、誰を迎えに来たと尋ねたルイーダに「うるさい!!!!」とヨシヒコは言った。(当のルイーダは怯えた。)
その後、ヨシヒコら一行により偽ヨシヒコ、偽ダンジョー、偽ムラサキ、偽メレブは倒され、元の魔物の姿に戻り消滅し、メレブは偽ヨシヒコ一行に騙している意識はないと言った。
苦労して手に入れた鍵は偽物であり、メレブは「もう色んな意味で偽物は懲り懲りだな。」と言った。
余談
尺の都合なのか、キラナの村の人達が本物のヨシヒコ一行に謝罪する描写は見られなかった。