仏像は何かを唱えている。何を呟いているのかは聞き取れない。でも歓びではないものを呟いているのは確かな気がする。
概要
ヒビが入った仏像の幻想体。中に肉のような物が詰まっている。
分類はM-04-04-04、危険度(リスクレベル)はWAW。
質素な赤く光る空間を形作る。
敵対個体
我、空に至れり
初登場は鏡屈折鉄道1号線。
戦闘ではでは全く異なる組織の者たちを洗脳し、眷属にして登場する。
眷属たちがいる間は保護10を得るためにダメージがほぼ通らない。そのためにまずは眷属を全て倒さなければならない。しかし眷属は一ターン以内に体力を削りきらないと次のターンに体力を全回復させる。
我、空に至れり本体は錫杖を操って攻撃してくる。攻撃を受けると「業報」というデバフが付与される。業報はこの幻想体の攻撃を受け続けると貯まっていき、敵味方問わず幻想体本体を含めて数値が108となると即死する。
なおこの業報は他の相手に攻撃するとなすりつけることが出来るので相手の業報を貯めて倒すこともあり。また仏像を破壊すると一ターンの間敵味方問わず攻撃を行う。
E.G.Oギフト
名称 | 効果 |
---|---|
ブラッディー・ガジェット | ターン開始時、ランダムな味方1/2名がダメージ量増加2を得る。色欲属性の攻撃スキルを保有する味方へ優先的に適用され、この場合はダメージ量増加1/2を追加で得る。 |
荘厳 | 沈潜威力と沈潜回数の合計が10/8/5以上の敵に沈潜威力、沈潜回数または特殊沈潜を付与する攻撃スキルでダメージを与えた場合、攻撃終了時に沈潜威力2/3、沈潜回数2/3を付与(人格別に1ターンにつき2回)集中戦闘方式の戦闘ステージでは効果が変更され、沈潜4/5、沈潜回数2/3を付与(人格別に1ターンにつき1回) |
幻想体情報
仏像の形をした彫像の幻想体。名前が「我、空に至れり」であるのに反し仏像の中は肉でいっぱいで、台座の内部の肉は脳のようにも見える。
この幻想体は本来リンバスカンパニーの事前・事後処理部署「LCC」によって観測、捕獲されている。また、類似した幻想体も同様に捕獲されているらしい。
説法を通じて俗な考えや欲を捨てて吐き出すことが、自分を「空」にする方法だと考えているらしい。しかし、他者を魅入らせて洗脳したり、観測記録によると眷属に攻撃する行動が八つ当たりである可能性が示唆されたり、目の前にコインを置いてみせただけでその「空」とやらにボロが出る様子も見られたりとなかなかに俗な感情に振り回されているようだ。
E.G.O「空即是色」
この幻想体が抽出元と思われるE.G.O。
発動すると尼僧のような紺の頭巾と白服の格好に変化。
E.G.O侵食時はこの幻想体に似た姿になる。
E.G.O使用者
BGM「Budda」
鏡屈折鉄道1号線専用BGM。
お鈴のような音と読経を思わせる低い声が不規則に響くのみの静かなもの。
『Budda』という悪くないインパクトの曲名であり、24/8/23に唐突にYoutubeにアップロードされたことで管理人の腹筋に若干のダメージを与えた。(直後に4章ストーリーのBGMの動画も公開されたが、そちらは4曲のメドレーで6分だったのに対しBuddaは単独、かつ8分間にわたるループ再生だった。(一応、無駄に1ループ4分もあるため2ループで8分になるという理由はある)
それまでサントラを公開しなかったプロムンが予告もなく突如公開した2本きりの動画の片割れということもあり、不自然に優遇されているような印象を与えた。)
余談
デザインのモチーフは肉身菩薩だと思われる。
仏教要素が強い幻想体であるが、正確なモチーフは不明である。