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「この大きな渦の中心に来たいのなら、もっとレベル上げてかないとダメですよ」


プロフィール編集

年齢17歳
肩書扇一族本家次期当主
能力自然支配系能力

概要編集

漫画『結界師』に登場する風使い・扇一族本家の七男。

現当主・二蔵が65歳の時に生まれ、7歳の時に次期当主として指名された。


「死神」の異名を持つプロの殺し屋である一方、普段は普通の高校生として親族が経営する学校に通っている。


人物編集

容姿編集

爽やかなイケメンで、女子からの人気は絶大。作者曰く、七郎のイメージであるエリートの要素を多分に詰め込んだとのこと。

任務時はその異名になぞらえ、背中に死神が描かれた黒いマントを着用している。

死神降臨


性格編集

飄々とした社交的な性格。学校帰りには女の子連れで遊び歩くのが常。

一方で仕事に関しては私情を持ち込まないプロ意識と、依頼とあれば身内でも手にかける非情さを併せ持つ。それでも無関係の人々を巻き込むことは好まず、部下想いの面も見せている。


扇一族の血と業にまみれた歴史を重く受け止めており、その流れに敢えて身を置く覚悟を持っている。だがどんな場面でも自分のペースを崩すことはなく、望んで仕事と学校生活を両立する等“今”を生きることに喜びを感じている。


上の兄弟に対して悪感情は抱いておらず依頼の為仕方なく殺したものの、殺さずに済んだ兄・六郎とはなんだかんだ上手くやっている模様。


能力編集

作中でもトップクラスの異能者。歴代の扇一族の中でも一二を争うほどの実力を持ち、正守も「扇一郎が哀れに思えるほど」格が違うと評している。

は七郎こそが、烏森に現れると予言された「血の臭い纏いし災いの神」ではないかと推測していた。


鎌鼬のように相手を切り裂いて攻撃する他、相手の身体に風を纏わせて高く飛ばすことも可能。規模が半端でなく学校一つを一撃で両断するほどの力を持つ。

もちろん自身も飛ぶことができる。


作中では編集

裏会総帥・逢海日永に雇われ、裏会最高幹部の殺害や組織の破壊を次々に実行。扇一郎殺害後には後一歩間に合わなかった正守の前に現れ、彼を挑発するような言葉を残して去った。


そしてある夜烏森に突然現れ、良守たちに身分を明かす。自分を囲った良守の結界を奥の校舎ごと切り裂き、その絶大な力を見せつけて去っていった。

翌日何食わぬ顔で再び烏森学園に現れ、下校中の時音に接触。校舎を壊したことを謝るが、自分の兄の殺害や烏森でこれから起こることへの関与については語ろうとしなかった。


その後自ら日永に頼み、烏森狩りを企んだミチルたちの前に現れ、ミチル・カケル(魂蔵持ちのため後に再生)・弐号を殺害。しかし標的の一人であった壱号を殺しそびれた上、標的ではない参号に重傷を負わせてしまう。その後墨村家を訪ね参号の治療を申し出るが、手は足りていると断られ、依頼を受け付ける電話番号(死神使用権)を正守に渡し去っていく。

この失態により日永から解雇され、父・二蔵からも叱責を受けることとなった。


日永による裏会総本部制圧に際しては部下の3分の2を奪われるが、駆けつけた良守の真界の力で洗脳は免れた。その後「死神使用権」による正守の依頼で、彼を十二人会元第三客・竜姫に引き合わせる。

そのまま自身も裏会奪還作戦に協力することになり、冥安を殺害した他、洗脳された裏会幹部たちを次々倒していく。そして嵐座木神社に戻り、間時守から依頼されていた土地神・繭香の殺害を実行した。


全ての解決後、父・二蔵から正式に家督を譲られるが、新当主のお披露目会を早速抜け出すなどマイペースさは相変わらずであった。


関連イラスト編集

【結界師】七郎扇の男

【鉛筆】結界師落書き【結界師】七月七日【扇七郎】


関連タグ編集

結界師

扇一族 扇一郎 扇六郎

逢海日永

死神 エリート

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