曲亭馬琴
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きょくていばきん
江戸時代後期の読本作家。日本初の職業小説家であり、元祖伝奇作家である。
- 本名を滝沢興邦(1767〜1848)という江戸時代後期の読本作者。本稿で解説。
- 『ラヴヘブン』に登場する偉人。→曲亭馬琴(ラヴヘブン)
- 『Fate/GrandOrder』に登場するライダーのサーヴァント。曲亭馬琴(Fate)
『南総里見八犬伝』の作者として知られる読本作家。日本で初めて原稿料だけで生活を成り立たせた小説家である。馬琴に先行する読本作家(山東京伝、上田秋成など)は他に本業を持っており、小説は副業であった。
同時代の浮世絵師である葛飾北斎と親しく、馬琴の作品には多く北斎が挿絵を描いている。北斎以外にも京伝や式亭三馬、渡辺崋山ら同時代の文化人との交流が多く、その日記は貴重な歴史資料となっている。
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