立花里美
たちばなさとみ
CV:堀江由衣
主人公・紗倉ひびきたちが通う皇桜女学院の女性教師。担当科目は「世界史」。29歳独身。
普段は良識ある良き先生だが、実はコスプレを趣味としており、「百合亞リコ(ゆりあ リコ)」の名義でコスプレイヤーとしても活動している。一般的な職業制服からサブカル作品の露出度の高い衣装まで様々な衣装を自作・着用しては各種イベントなどに参加しており、そのスジでは名の通った有名人でもある。ただし、本人は教職者という職業柄、こうした趣味が露見することを特に怖れており、コスプレのことは直隠しにしていた。
男性との付き合いがなく、結婚願望がある。30手前ということもあり、婚期を焦っている節がある。同じく皇桜女学院で教鞭を振るう愛菜るみか、呉夜叉の二名とは、よく飲みに出かける友人関係にある。
次のイベントに向けて体を絞ろうと考えていたとき、るみか(原作では蓮見ティア)から最近学院の近くに開店したシルバーマンジムの話を聞き見学に向かうが、ここで自身の教え子でもあるひびきや奏流院朱美たちと出くわしてしまう。身バレを怖れて生徒たちともプライベートでの距離を置こうと考えていた里美は、当初は見学だけして帰ろうともおもっていたが、トレーナーの街雄鳴造のさわやかな甘いマスクに見惚れてアッサリ入会してしまった。
以降は何かにつけてひびきたちと行動したり、別の場所でバッタリ出くわすことが多くなり、常識離れしたひびきたちの言動に対してツッコミを入れる苦労人ポジションとなってしまった(ときには空気を察してスルーすることもあるが)。また、コスプレするために参加したイベントでも(街雄に会いに来た)ひびきたちと出くわしてしまい、レイヤーとしての趣味こそバレなかったものの、代わりに「同人誌目当てに参加した」とあらぬ誤解を受けてしまった。
後に皇桜女学院に留学生として編入したのジーナ・ボイドには、元々彼女が百合亞リコのファンだったということもあり即座に正体がバレてしまい、内緒にする代わりにアイドルを目指す彼女の計画に参加させられる羽目になった。オーディションではやはり身バレNGということで、剣道の面を被って「●ァック・ザ・武道」という色んな意味でギリギリな名前で参加した。
また、ある日シルバーマンジムの会員証をウッカリ職員室に忘れてしまったことを機に、るみかや夜叉にもジム通いがバレてしまった。彼女たちは家が離れていることもあり、別の支部のシルバーマンジムに通うようになるが、ときどき里美たちのジムにも遊びに来ている。