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解説編集

CV:加藤精三(『CDシアター ドラゴンクエストⅡ』)

ドラゴンクエストⅡ』の登場人物の一人で、初代『ドラゴンクエスト』のラスボスりゅうおうのひ孫である。ゲームブック版では竜王16世という名前で登場している。

ドラゴンクエストウォーク』では『ドラゴンクエストⅡ』のコラボイベント以降もたびたび登場し、その際は「リュウちゃん」と名乗っている。


前作のラストダンジョン・りゅうおうの城の最奥に、りゅうおうまんまのグラフィック・雰囲気でいるため、初見では警戒心を抱いたプレイヤーも多いと思うが、実際は戦闘となることさえなく、それどころか主人公たちを大神官ハーゴンという共通の敵を抱えた味方とみなして、旅の指針を与えてくれる。

ちなみに、魔物の襲来に怯えラダトームの王族すら逃げた中、自らの居城に残るという気骨のある人物でもある。


有力情報の提供の引き換えとしてハーゴンを自分に変わって打倒してほしいという依頼してくるが、これを断ると主人公らを心の狭いヤツ呼ばわりしてすねたような態度を取ってくる。

先祖の遺恨あれど割と友好的に接したのにつっぱねられて傷ついたのだろうか。


クリア後は、主人公のことをちゃんづけで、自分のことも「リュウちゃん」と呼ぶ、なれなれしくお茶目なところを見せてくれる。

ただし、ドット絵で詳細は描かれておらず、プロフィールも「ひ孫」としかわかっていないため性別や年齢は不明である。

加えて「ひ孫」であれば竜王と彼の間には「竜王の子」と「竜王の孫」にあたる存在も間違いなくいたはずだが、彼らの詳細についても不明。ドラゴンクエスト2の舞台は前作から100年後という設定がオープニングナレーションにて明言される点を踏まえると、実は彼らの寿命はそれほど人間と大きく違わないか、あるいは竜王だけでなく彼らにも寿命を全うできない不幸があったか、またはアレフガルドにやって来たのは竜王とこのひ孫だけであり、一族の他の者達は別の場所で別の生活をしている…等々の可能性が想像できる。


FC版の公式ガイドブックでは、屈託の無い笑顔で「やあやあ」と呼び掛けてくる様子のイラストが描かれている。


『ドラゴンクエストウォーク』では彼がメインとなって出演することも多く、

同作に登場する「闇の覇者 竜王」の形態は彼によるもので、彼も先祖同様の実力を持つことが明言された。


ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』では竜王の城やりゅうおうの家臣であったドルバなどが出てくるがひ孫は登場しない。


関連タグ編集

ドラゴンクエストⅡ りゅうおう

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