効果
闇王ゼーロ |
VR 闇文明 コスト8 |
呪文 |
コストを支払うかわりに、自分の手札から闇のカードを3枚捨て、自分の闇のクリーチャーを3体破壊して、この呪文を唱えてもよい。 |
自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。 |
概要
『20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST』にて登場した呪文。
コスト8と重めだが、代替コスト効果で唱える事が可能。
とは言え、それでも手札3枚+このカードの4枚と、場のクリーチャー3体を消費する上に、コストにできるのは闇文明限定と、パット見ではかなり重めのコスト。
しかし、それで使えるのが墓地肥やし付きのインフェルノ・ゲートと破格の効果。
おいそれと使えるカードではないものの、墓地を一気に増やしながらのリアニメイトは魅力的であり、闇のクリーチャーなら進化クリーチャーでも可能なのは強い。
闇を含むなら、多色クリーチャーをコストや蘇生対象にでき、チーム零のキングマスターである∞龍ゲンムエンペラーや、覇王ブラックモナークから更にクリーチャーを展開したりと、切り札の蘇生から一気にゲームエンドに持ち込むのも不可能ではない。
手札、盤面、墓地、蘇生に関わる為、零龍の零龍卍誕の補助にも使える。
零龍なら召喚酔いも関係無いので、他に攻撃可能なクリーチャーが立っていれば、トリガーがでなければ一気にフィニッシュを決められる。
それ以外では、闇の含む凶悪ディスペクターの展開補助。
アビスロイヤルなら、アビスラッシュで並べたクリーチャーや、ターンが経過すると首を締めかねないサーイ=サイクル等の処理、そのままだと使いづらいアビスベル=覇統=ジャシン帝等の最上級アビスの展開に使える。
月と破壊と魔王と天使や大樹王ギガンディダノス等、元から闇を採用するカードに相性の良いものが多く、出すだけでも相手に打撃を与えられるカードで攻めるのが効果的。
挙動がムゲンクライムに似ているので、前述したゲンムエンペラーをメインに据えたデッキと相性が良く、砕慄接続グレイトフル・ベンを蘇生し、その効果でマナゾーンにおかれた闇王ゼーロを困惑の影トラブル・アルケミストで回収、使いまわしてループさせるコンボから、【青黒緑ゼーロベン】と呼ばれるデッキまで開発された。
以上の点から、コスト相応どころか、使い方次第でかなりの影響をもたらすカードと言える。
余談
元々はマンガの場面をそのままカード化した1枚で、イラストはゼーロが光文明に侵攻して名乗るシーン。
再録時には、ゼーロと思われる人影が小さく描かれ、その下に誕生間近の零龍がデカデカと描かれた、非常にインパクトのあるイラストに仕上がっている。
ゼーロ自体実体を持たない設定な為か、闇の七王と同じく呪文での登場となった。