曖昧さ回避
- 日本の地名および山名。
- 神奈川県の衣笠山から名前をとった日本の重巡洋艦。本項で解説。
- ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する上記の重巡洋艦を擬人化した重巡洋艦娘。本項で解説。
- 山名から命名された横須賀海上保安部所属の放射能調査艇。原子力空母・潜水艦寄港による放射能漏れを測定しており、現役の船は4代目(「きぬがさ」としては3代目)
- 日本人の姓の1つ。またはキャラクター名の一部。
本項では2と3について解説する。
図鑑データ
「はーいっ! 衣笠さんの登場よ!青葉ともども、よろしくね!」
青葉型重巡、概要、出撃よ!
2013年7月24日のアップデートで「登録ユーザー数20万人突破記念」として追加された青葉型重巡洋艦2番艦。
彼女が実装された事により、任務内容に新三川艦隊の編成と出撃が追加された。
ちょっとだけ性格入りまーす!
その性格はアクティブな青葉からマスコミ成分を抜いたような感じで、気さくな同僚のようなノリで提督に接する。また、肉食系女子らしく、あんまり触ってばかりいると逆セクハラされそうになる。
太平洋戦争当時は旧式艦に分類されていたので、後発の高雄型などに比べると性能はさほど高くはないが、その分燃費がいい。図鑑内の解説で「飛行機が怖い」と言っているのは、太平洋戦争でアメリカ海軍の航空母艦エンタープライズの艦載機の攻撃によって沈められたため。
はわわ、容姿はやばいって!
服装は青葉型共通の襟と袖の青いセーラー服を着用しているが、スカートを履いている点が青葉とは異なる。両腕とふとももには20.3cm連装砲を装備し、背中にはラッタルが垂れ下がった艦橋とクレーンを背負っている。
ちなみに中破するとオレンジ色の下着がまる見えになり、重巡では珍しいくらいにサービスしてくれる。肉食系の彼女と言えどもさすがに恥ずかしいらしく、顔を真っ赤にしながら珍しく敬語を使って「…提督…あのぉ…見ないでくれます?」と哀願するので、できれば見ないであげてください。
ふふーん。衣笠さんの改二最高でしょ! 帰ったら青葉に自慢してやろーっと
2013年11月13日、彼女の戦没から71年後の同日のアップデートにより、衣笠改二が実装された。
改造必要レベルは55と、改二実装艦の中では比較的低め。
肝心の能力値はというと…
…と、索敵と運の値以外は重巡の中でハイスペックな利根型・高雄型よりもまだ僅かながら劣ってしまっている。だが、見ての通りいずれも微差であり、改の時よりも大幅に能力が向上している。
だが、注目すべきはその能力の高さだけではなく…
これだけの能力向上にもかかわらず、消費資材は改と比べて弾薬が+5(1戦闘あたり+1)されただけという、その燃費の良さ。性能も相まって、非常にコスパが良好である。
また、彼女を改二まで改造すると、何と開発不可の激レア装備「20.3cm(3号)連装砲」を持ってきてくれる(彼女以外からは三隈改、利根改二、筑摩改二、改修工廠にて20.3cm(2号)連装砲からの改修で入手可能)。
重巡の中では比較的レアなだけあって、彼女を所持していないという提督もいると思うが、もし彼女と出会うことが出来たなら、是非とも改二まで育て上げて欲しい。
また、ゲーム中のイラストの表情がまぎれもなくヤツに似ているとの評判である。
また「キヌガサダケ」というキノコ、またそれ元にしたあるキャラクターの存在から“ガッサさん”・“キヌガッサ”という通称も持っている。
関連イラスト、開始しちゃう?
pixivに投稿されるイラストは、改までのツインテ姿よりも改二のイラストが多数を占めている。
ふふーん。どう?関連タグ見てもいい?
艦隊これくしょん 艦娘 重巡洋艦娘 青葉型 グレーヒロイン 衣笠改二
衣笠の史実、見せてあげる!
大正12年度艦艇補充計画に則って建造された青葉型重巡洋艦の2番艦。
1924年10月24日、川崎重工業神戸造船所で起工し、1927年9月30日に竣工した。就役後は第2艦隊第5戦隊の旗艦任務に就く。
翌年には水上機用の圧搾空気式カタパルト「呉式1号1型射出機」が帝国海軍で初めて搭載された。しかしこのカタパルトは連続使用が不能な上、航空機をなんとか打ち出せる程度の性能しか有していなかったため、1937年12月からの近代化改装の際に火薬式の「呉式2号5型射出機」に取り換えられている。
太平洋戦争開戦後は第6戦隊の3番艦として、同型艦の「青葉」や準同型艦の「古鷹」・「加古」と共にグアム島攻略、ウェーク島攻略、珊瑚海海戦などの激戦に参加している。1942年8月の第一次ソロモン海戦では僚艦と共に連合国艦隊の泊地に突撃し、米軍の重巡3隻を撃沈、1隻を大破させる大戦果を挙げた。だが本艦も左舷側にダメージを負った上に、帰投中に「加古」が潜水艦の雷撃を受けて轟沈してしまう。
同年10月のサボ島沖海戦では、駆逐艦「初雪」と敵航路の後方に回り込んで重巡1隻、軽巡1隻と交戦しながら、艦隊からはぐれた米軍の駆逐艦「ダンカン」を撃沈している。しかし、この海戦で第6戦隊は壊滅的ダメージ(「青葉」が敵艦隊を誤認したために集中攻撃を受け大破し、「古鷹」が身代わりになって青葉を離脱させたために轟沈)を受けてしまい、解散の上で「鳥海」率いる第8艦隊に編入されることになった。
そして1942年11月13日未明、第三次ソロモン海戦に参加するために僚艦と共にショートランド泊地から出撃した直後、ガタルカナル島ヘンダーソン基地の戦闘機隊及び空母「エンタープライズ」の艦載機部隊からの猛攻を受け轟沈した。