基礎データ
概要
元のカメックスとさほど大きな変化は無い。
特徴的だった2門の背部キャノン砲は巨大化して1門に統一され、代わりに両腕に1門ずつキャノン砲が付く姿になり合計3門となっている(ついでに腕部のキャノン砲にも甲羅が付いている)。
なのだが、何故かハイドロポンプを口から放出する(キャノンモーション自体はある)。
また、なぜか顎が若干とがっている。
なお、XY特別編「最強メガシンカ」で登場したメガカメックスはちゃんとキャノン砲を使っている。
ゲームでの性能
・種族値
H | A | B | C | D | S | 合計 | |
カメックス | 79 | 83 | 100 | 85 | 105 | 78 | 530 |
メガカメックス | 79 | 103 | 120 | 135 | 115 | 78 | 630 |
メガシンカ前比較 | ±0 | +20 | +20 | +50 | +10 | ±0 | +100 |
能力は特攻が大きく伸び、攻撃・防御・特防もこれに追従する形で上昇する。
耐久面寄りに変化したメガフシギバナとは種族値の伸びが真逆である。
なお、カントー御三家のメガシンカの共通点として素早さは一切変化しない。
とは言えども、カメックスは先制技を覚えるのである程度のフォローは効くだろう。
それでも素早さ種族値は78で激戦区に届かない(上にフシギバナよりも遅い)のは難点。
特性は「メガランチャー」に変化する。
第5世代までカメックスはみずのはどう以外の波動技を習得できなかったが、XYからはわざマシンであくのはどう、タマゴ技としてはどうだん・りゅうのはどうを習得できるようになった。
但しみずのはどうの威力は補正込みで90と、ハイドロポンプに劣ってしまうでそこは安定性を取るか威力を取るかで選ぶと良いだろう。
しかし、メガシンカの中ではいささか地味と言う評価が多い。
と言うのも、みずタイプのポケモンは非常に層が厚いからである。
そしてメガシンカ枠まで取ってしまう為、採用するなら相当な関門を潜り抜けなければならない。
みずタイプのメガシンカには強豪であるメガギャラドスが存在し、同じ特性持ちにもやや能力こそは下回るが柔軟性の高いブロスターがいるのも痛い。
しかもブロスターははどう技の欠点(後述)を補えるどく技(ヘドロばくだん・ヘドロウェーブ)を習得できるのも厳しい。
ならば戦術の変化するダブルではどうかと言うと、トップメタでねこだましもあるメガガルーラやお手軽全体攻撃を所有するメガリザードンY(しかもカメックスはメガリザYに弱い)が多く、やはり立場が厳しい。
一応ねこだましやしおふきがあるが、メガカメックスは欲しい技が多く中々組めないのが実情である。器用貧乏さが完全に仇となっている。
その為、メガ進化してもカントー御三家では最弱と言われ、技の関係上から水御三家の中でもダイケンキに次いで弱いとも。
但し、トリプルバトルでは話が別である。
手持ち全てを出さなければならない都合上メガシンカ枠は必ず1体に絞らなければならない。
(他のルールだと全て出す必要は無い為、動きにくくはなるが複数のメガシンカを採用できる)
そしてメガカメックスの豊富なはどう技は端から端まで攻撃できると言う特徴があるのが大きい。
これによって遊撃手としての役割が担える為、こちらでの採用率は高め。
しおふきやだくりゅう等の全体攻撃も習得させ中央で戦わせる事も可能ではあるが、1匹のポケモンにメインアタッカーと遊撃の両方を任せるのは荷が重いか。
ただトリプルバトルはとにかく人気の無い対戦ルールなのでやはり地味。
最大の欠点は特性を最大限に活かすとなるとフェアリータイプ、特にみずのはどうまで半減にしてしまうエルフーンやマリルリが非常に重たくなる事。
マリルリが重いのは大半のみずタイプが抱えている悩みではあるが…。
(あのパルキアでさえでんき技が無いとマリルリ相手に手も足も出ない)
幸い、カメックスには「器用貧乏」と言われる程の豊富な技バリエーションがある。
特性の活用にこだわらず、様々な技で対応できるようにしていくといいだろう。
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カメバズーカ・カタパルト・タートル・カノントータス・・・メガシンカ前よりも似ているかもしれない。