概要
始祖鳥に変形するスペースシャトルと、ピューマに変形するトランスポーターが合体したサイバトロンの星間輸送戦士で、それぞれが合体した状態だと恐竜形態(ただし、合体状態でもスペースシャトル側に由来する飛行能力は健在な為、恐竜と言うよりは有翼のドラゴンに見えなくもない)に変形が可能。
一人称は「我輩」で、自身をスカイリンクス航空と称している。
また、粗暴で知能が低いダイノボット部隊と混同されるのを激しく嫌う。
実際巨体戦士なのだが、知能はかなり高い。
5体のアニマトロンが合体したデストロンの巨重合体兵プレダキングをライバルとし、交戦のたびに機転や機動性を活かして圧倒する事が多いかなりのチートキャラ。
ちなみにテックスペックは
スカイリンクス | 力:10 知恵:8 速さ:10 耐久力:10 地位:9 勇気:10 火力:7 技能:8 |
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プレダキング | 力:10 知恵:5 速さ:3 耐久力:9.5 地位:7.5 勇気:9.5 火力:9.5 技能:8 |
ウルトラマグナス | 力:9 知恵:9 速さ:6 耐久力:8 地位:8 勇気:9 火力:6 技能:8 |
と非常に高い数値でバランスよくまとまっている。
補足
オメガスプリーム同様、元々はトイボックス社が発売していた玩具(商品の開発は旧トミー)であった為、放送当時は日本では発売されなかったが、タカラトミー合併後、偶然にもトミー側がスカイリンクスの金型を保有していた事が判明し、トイボックス社の協力もあって2008年2月21日に復刻版として奇跡の発売が決まった。
シャトルの背部にあるハッチは開閉可能で、金メッキ加工された内部メカが収められている。
また、トランスポーターには電動走行・歩行ギミックがあり、底面のスイッチを切り替える事でビークル形態では車輪による走行、ピューマ(ダイノバード)形態では4足歩行を行い、車輪の角度を変えれば周回走行も可能。
また、旧版とは違いダイノバードの口腔内や窓枠等の細部にも彩色が施されている。
スカイレイン(リンクスマスター)
2015~2016年にアメリカで展開された合体戦士を主体とした玩具シリーズ『コンバイナーウォーズ』では、コンボイやサイクロナスと同様にスクランブル合体能力を備えたスカイリンクスの玩具が販売された。
玩具は旧玩具とは異なり恐竜形態のみ(非公式ではあるものの一応ピューマ形態への変形は可能)で、歩行ギミックもなくトランスポーターは分離できないものの、スクランブル合体能力が備わっており、合体時はピューマ風の頭部となる。
同シリーズのハウンド、トレイルブレイカー、ホイルジャック、スモークスクリーンと合体することで、スクランブル合体戦士スカイレインとなる。(IDWパブリッシングのアメコミでは手足の担当はアダムス、サンストリーカー、サンダークラッカー、スラッグスリンガーとなっている)
国内展開版の『ユナイトウォリアーズ』では、より当時のアニメに近づけたカラーリングとなっており、手足担当組のうちスモークスクリーンがラチェットに変更され、名前も特別災害救助防衛戦士リンクスマスターに改められた。
通販サイト・タカラトミーモールにて連載されていたwebコミックでは、破壊されたセイバートロン星復興の為の災害救助チームとしてスカイリンクスを筆頭とした前述の4名のサイバトロン戦士がベクターシグマからのリフォーマットを受けて合体可能なボディとして再構成され、復興の兆しを見せたセイバートロン星を手中に収めるべく来襲したグランドガルバトロンを相手に自らもリンクスマスターに合体し、フォースバリアやホログラム発生装置といった各々の特殊能力を活用して果敢に立ち向かった。
関連リンク
スカイリンクス物語
http://tf.takaratomy.co.jp/toy/products/TF/products/encore/e-07s.html
トランスフォーマープライム(プレダコン・ライジング)
※以下、海外展開『プレダコン・ライジング』重大ネタバレ注意※
サイバトロン星の古生物「プレダコン」のクローンの一体として登場。
鳥ののような翼を持ったドラゴンに変形する。
最終決戦でオートボットに敗れて逃亡したショックウェーブとスタースクリームがオートボットへの逆襲の為に製作した。
性格は粗暴で知性は低く、『2010』のスカイリンクスとはえらい違いである。
時を同じくして作られた「ダークスチール」と共に行動しているが、些細な事で喧嘩する様子からあまり仲が良いとは言えない。
サイバトロン星で物資調達中にウルトラマグナス・スモークスクリーンと遭遇して交戦し、ウルトラマグナスに重傷を負わせた。
だが、それを報告するや否やスタースクリームの怒りを買い、電流ロッドで折檻されてしまう。
その後、プレダキングの縄張りのボーンベッドで発掘中にメガトロンの肉体を乗っ取ったユニクロンと遭遇し、ダークスチールと共に面白半分で交戦するも返り討ちに遭い瞬殺される。
帰還するやいなやこの状況に驚いたプレダキングにユニクロンは何をしたかを告げるが、プレダキングは臆することなくユニクロンと戦う事を宣言。
彼らはそんなプレダキングを「ボス気取り」と見下すも、圧倒的な力の前に彼を「王」と認め、彼に従ってオートボットと共にテラーコン軍団と戦う。
大戦終了後はプレダキング・ダークスチールと共に、ダークマウントでニューリーダー気取りでいたスタースクリームに対し、今までに自分達を散々いじめ抜いてきた事への報復をした。