概要
特撮ゲーム専門チャンネル「RTG(及び続編のRTGX)」のうぷ主であり、動画内で登場するキャラクター。「全力で暇を楽しむ」をモットーとし、多くの実況動画を投稿している。
主な投稿場所はYoutudeとニコ動。特撮ゲームをプレイ実況しつつ、作品やゲームのキャラクターについての解説も行っており、それが非常に好評を博したのか多くのチャンネル登録者を獲得するほど。
一方で実況と並行してドラマパートが進行する事も有り、多くの評判を得ていると思われる。
キャラクター
外見は黒のニット帽をかぶり、赤い眼鏡とヘッドホンが特徴。りょ~くる氏曰く、「後々多くの東方キャラを出す際に被らない、『外の世界から来た存在』感を出したかったから」と言う理由でボーカロイドのロロを素材を選び、当時PVが出回っていたウルトラマンXより主人公・大地がヘッドホンをしていて、エックスの耳もヘッドホンぽかったからとの事。更にパソコンを触る際に身につけると言うブルーライトカット仕様の眼鏡を着けた姿との事。
つまりは現実の自分の要素と当時の最新ヒーローの特徴を合わせた姿と言う事である。(動画内にて射命丸文が発言)
性格は自他共に認める特撮バカ。深刻な不眠症でラーメン好き。更に周囲から好意を寄せられていても全く気付かないと言う、森近霖之助レベルの朴念仁な一面もある。しかしそう言った純粋な性格ゆえに周りからは非常に好かれており、自然と争いを納めざるを得なくなったりすることも。
シーズン2より夢だと言っていた喫茶店を開いており、マスターを務めつつ実況を行う日々を送っている。因みに一人称は「僕」。
実況したゲーム一覧
RTG(第1シーズン)
ウルトラマン(PS2)
りょ~くる氏の特撮ライフの原点と言う事で最初に実況すると決めていたと言うゲーム。全てのモードを解放する事を目標に実況。STAGE6~STAGE15まではゲストが登場した。
SDザ・グレイトバトル(スーパーファミコン)
突然行方不明になった文とお空の行方を探そうとする霊夢や魔理沙。そんな中、早苗がにとりから渡された修理されたゲーム機をりょ~くるに届けた事で今回の事件は起こる。
なんと霊夢が電源を入れた途端にりょ~くる、咲夜、早苗の3人はゲームに入り込んでしまい、元に戻る為に霊夢の操作でクリアを目指す事に。
ウルトラマンネクサス(PS2)
紅魔館にて実況が行われた。スカーレット姉妹を中心に実況を行い、原作再現要素がほぼ皆無な事も有ってかなり細かく解説が行われた。この実況からりょ~くるの友人である宇宙人の1人のダダがレギュラーとして登場する様になる。
ウルトラマンFE2
紅魔館通いを終えたりょ~くるに景気付けに格ゲーで勝負を挑む魔理沙だが、りょ~くるの操るウルトラマン、ベムスターに二連敗を喫し、リベンジすべく妖夢に早苗を交えて特訓を行う事となる。
だがこの時誰も予想していなかった・・・。これから起こる幻想郷を揺るがす大異変、そして魔理沙に迫られる最大の決断を・・・。
RTGX(シーズン2)
実況の場を永遠亭の入り口として設けた「喫茶くるくる」に移し、シーズン1より多くの東方キャラが登場する。(2015年11月24日から現在も進行中)
ゴジラVS
フラン(稀にレミリア)を中心とし、ゴジラを操作してあらゆるものを破壊して進行する。敵怪獣登場時にはゲストを招いており、非情に多くの顔ぶれが参戦する事となった。更に早苗を中心とした第二章が展開し、ゴジラ怪獣に関する様々な考察もなされた。
バトライド・ウォー創生
当初はチャンネル初の初見実況となったゲーム。実況前に視聴者から意見を募集してライダーにゆっくりを割り当てるドラフト会議を行った事も有った。大ボリュームのゲームと言う事も有り、現在(記事作成の2016年10月22日時点)も進行中。
各キャラが自分の持ちキャラを操作して進行していく。だが誰もこの時、恐ろしい事実を知る事になると言う事を知らなかった・・・。
対人関係
事実上チャンネルのメインヒロイン格。前枠などの顔出しを含めると全てのシリーズに登場しており、ツッコみ役を担う。
りょ~くるに好意を抱いており、度々周りから追及されて慌てたり弄られたりと非常に乙女な一面が強調される。
・魂魄妖夢
魔理沙と共に「ウルトラマン」から登場している。語尾に「みょん」をつける。度々魔理沙をりょ~くる絡みでからかっており、お仕置きを受けた事も有る。プレイが下手な自分よりも誰かに代わった方がいいと考える事も有るが、その気になれば十分上手くなるので、動画内では頑張り屋さんとして描かれる事も多い。
当初は大して気にしていなかったが、「バトライド・ウォー創生」にて励まされた事が切っ掛けでりょ~くるに好意を抱く様になったらしいが、魔理沙達と比べると控えめな印象がある。
りょ~くるが幻想入りして最初に会ったと言う人物。無類のロボ好きで、度々ロボットやドリルなどに感激する様な様子を見せている。また、りょ~くるのお茶好きは彼女の影響との事。
彼女もりょ~くるに好意を持っており、魔理沙・レミリア(後に妖夢も加わる)と度々取り合いに発展する。
幻想入りしたての頃に世話になった1人。彼女もりょ~くるに好意を持ち、「りょ~ちゃん」と呼んでおり、彼の頭の上を気に行って陣取っている。しかしそう言ったキャラ性もあって度々「かりちゅま」呼ばわりされる事となる。
姉のレミリアと同じくりょ~くるを気に言っており「くるくる」と呼ぶ。彼が不死身に等しいのをいい事に度々弾幕ごっこでふっ飛ばす事があり、りょ~くるの悩みの種にもなっている。ゲームの腕前はりょ~くるに次ぐほどの実力を持つ。
・博麗霊夢
方針上何処にでもある形を避けた為に出番は少なく、本人も度々愚痴っている。しかし度々美味しい所で登場し、ドラマパートでは重要な役どころを担う事が多い。
・射命丸文
外の世界の情報と引き換えに色々な物を貰っている共存関係を持っていた。現在はラジオキャスのお天気お姉さんやメタ回のアシスタントを務める。
・ダダ
「ウルトラマン」本編に登場した個体本人。外の世界で会っており、幻想入りして以降は紅魔館で執事長を務め、現在は喫茶くるくるの店員を務めている。
・メトロン星人とろろん
外の世界で会った宇宙人の友人その2。歴代の個体同様、ちゃぶ台を愛用している。素材はイラスト担当のとろろいも氏によるもの。魔理沙を「マリちゃん」と呼ぶなど非常にフレンドリーな性格の持ち主。ダダ曰く、りょ~くるのお茶好きのルーツは彼との事。
喫茶くるくるの看板娘。
・因幡てゐ
鈴仙の代理を務める店員担当。
外の世界でサークルで関わっていた友人。りょ~くるの過去を知る数少ない人物である。
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正体(ドラマパートのネタバレあり)
グレイトバトルの最終回にて、さとりの口から、「心を読む事が出来ない」と言われ、早苗やレミリアもりょ~くるに対して能力が通用しないと言う事が判明。更に誰も彼の事を深くは知らず、フランにどれだけふっ飛ばされても平気でいると言う、明らかに普通の人間でない事が明かされる。
*以下シーズン1のネタバレありの為閲覧注意
「ネクサス」の途中で怪しげな空間から出現し、FE2にて登場した彼と同じ顔を持つ黒縁眼鏡の人物が登場。ダダを洗脳し、咲夜とレミリアを捕えてゲームの中へと消えていった。
そしてりょ~くるは自分の正体について語る。
彼は元々別世界から来た存在で、『ULTRASEVENX』の舞台であるグラキエスの遺産である世界統括システム「グラキエスアバターシステム」の第1号・n01だった。世界を支配する刺客として送り込まれるも、主を倒したセブンについて調べる内にその他のヒーローに惚れこみ、役割を放棄したのが今の自分との事。
そんな自分を「失敗作」と評しnを途中で止めたrを名乗ると言う事で「りょ~くる」と名乗ることを決めたと言う。
そして自分に代わってグラキエスの意思を継ぐもう1人の自分とも言うべきn02との決着に臨み、ウルトラマンで「大地球侵略作戦」のゼットンを倒す快挙を成し遂げたが、02は消滅する直前に彼に幻想郷を破壊するプログラムを残していたため、彼を倒さなければ幻想郷が崩壊する危機に発展。「自分をただ1人の特撮バカとして終わらせてほしい」と願い、魔理沙の操作するセブンに倒され、魔理沙に感謝を告げて消えていった・・・。
事件から1週間後、消滅した事で能力を無効化する力が利かなかった影響で早苗の奇跡が起こり復活。全員を驚かせるも再会を果たし、再び実況に精を出す日々を送る事となった。
*以下シーズン2のネタバレにつき閲覧注意
バトライド・ウォー創生の実況にてライダーになれると言う事でゲームインしてしまい、冒頭でBLACKが消滅すると同時に出られなくなってしまう事態に発展し、全員を驚かせた。
今作ではディケイド激情態が登場すると言う事で、02を思わせる黒縁眼鏡をシャドームーンとの戦いから着用している。だがそれ以前から字幕の色が02の物になっていたり、BLACKを救出してもゲームから出られない、てゐが買い出しの帰りに竹林で捨てられた赤い眼鏡を見つけたりと、奇妙な事が起こり続けていた。
更に蓮子やダダ達の証言から、りょ~くるの一人称は「俺」、実は蓮子の同級生の普通の人間だった事が明らかとなった。蓮子曰く、バトライド・ウォー創生実況の2年前、即ちりょ~くるが幻想入りする1年ほど前に突然行方不明になり、その間に何かが有ったと推察された。
ダダ達に同行していた霊夢はそれに驚くが、更に以前りょ~くるが使っていた家に一つだけ残されていた荷物であるパソコンを見て驚愕に染まる。其処にはなんと02の存在した部屋が映し出されており、02が生きている事が疑われた・・・。
*以下更なるネタバレ
実は早苗の奇跡で蘇ったのは「りょ~くるの肉体」を持った02だった!これについて02は消える間際にりょ~くるに自分のプログラムを残した事で精神の混濁を起こしたと言っている。
つまりりょ~くる自身は魔理沙によって倒された時に消滅し、この世に存在していない事が明らかとなった。
その事を知った魔理沙・早苗・レミリアは絶望感に苛まれ、誰もが驚きに染まる。その様子にすら02は「自分が復活する為の道具」と、自身が模したダークザギと同じ様な事を言う。
だがその時、蓮子が強く言い放った・・・。
「私は知ってる!アンタがどれだけお人好しなのか!私だけじゃない!ダダも、とろろんも・・・昔からアンタの友達の皆が!
だからこんなに怒ってる!何よりも友達を大事にするアンタが、こんなにも友達を虐げている事が許せない!
如何してこんな事するのよ・・・『つー』!」
聞き慣れない名前に驚く霊夢達に、蓮子とダダ、そして02は衝撃の事実を語る。
それはりょ~くると02が、蓮子が「つー」と呼ぶ「真中翼」の光と闇に分裂した姿、謂わば同一人物だと言う事。即ち、2人はウルトラマンギンガとダークルギエルの様な間柄だったのだ。
そして02は自身の知る真中翼としての過去を語る。
真中翼は秘封倶楽部としての活動中、大事な帽子を追って池に落ちた際に亜空間に入り込んでしまい、グラキエスの世界へと迷い込んだ。
再起動を果たし、異世界への侵攻を推し進めようとしていたグラキエスに捕らえられた翼はグラキエスシステムによってその身を刻まれ、侵略の尖兵として姿と記憶を改竄された。その際に光と闇の心に分かれ、先に安定した光の方が送り出された。これがりょ~くるである。その後はりょ~くる自身が語った通りである。
すなわち、りょ~くると02は真中翼という人間がグラキエスシステムによって光と闇の心に分かれた存在と言う事である。
しかし見方を変えれば02もりょ~くると同じく翼自身であり、望む事無く生み出された挙句に破壊者としての運命を強いられた被害者である。更に02はザギの思考を模した影響か自分が唯一無二の存在となる事に固執しており、光の自分を消し去ることに拘っていた。
だが復活した理由、その目的を謎としたまま引き下がってしまった今、その謎とりょ~くるの存在が消えてしまったと言う事実だけが残った・・・。(2016年10月22日時点)
かと思われたが、蓮子の証言(光無くして闇が存在しない、人の心は光と闇両方が有って初めて成り立つ)からりょ~くる自身も完全に消えてはいない事が伺われた。それに希望を見出した魔理沙もまた前へ進む事となる。
・・・のだが何故か蓮子が魔理沙の様子に引っ掛かりを感じ、ダダの説明不足によるもつれを懸念していた・・・。(2016年10月27日投稿のバトライド・ウォー創生STAGE35より)
その後、ダダや神奈子、諏訪子の励ましを受けてレミリアと早苗も立ち直り、ゲーム進行が続く中、02は敵キャラを裏から操作しながら妨害を図る。
だがとあるステージにで、ZX担当のこいしに「くるくるさん・・・じゃない方!」と言われて表情が歪み、能力やスペルを無効化できる筈にも拘らずオーズ担当のこころが感情のうねりを感じ取った他、スーパー1担当の美鈴に「邪気はこちらに来ています」と言われた事に対して「僕の気も知らないで・・・何がっ!」と憤りを感じている様な様子で涙を流す描写が在った・・・。(2016年12月13日投稿のSTAGE42にて)
更に別のステージでは白い魔法使い戦にてフェニックスを足止めすべくディケイドで出撃し、ステージ終了後、エターナル役として初参戦した映姫に「以前の貴方は黒以外の何でも無かった。しかし今は黒とも白とも、私にも判別しかねます。」と指摘され、何をしようとしているか問われても「誰にも解らないさ。何を言ったって、君も理解できる訳無いだろう・・・。」と吐き捨てて去ってしまう。それを聞いた映姫は「それは・・・貴方自身にも、なのですね。」と語っている。と言った様に、未だに目的は不明だが、本人も如何したいのかを把握し切れていない節を見せている。(2017年1月9日投稿のSTAGE45にて)