「見事にゴールを決めて妹を殺し、オレは完全な個体となる‼」
「風になるぜえぇぇぇ!!」
データ
- 身長:202.0cm
- 体重:98.4kg
- 特色/力:高度なバイク操縦技術、爆発物の投擲
CV/大畑伸太郎
概要
『仮面ライダーエグゼイド』第4話「オペレーションの名はDash!」に登場。
グラファイトの散布した、勝つためには何でもありのレースゲーム“爆走バイク”のデータを取り込んだバグスターウイルスに感染した医師の西脇嘉高に取り付き、実体化したバグスター怪人。
“爆走バイク”に登場するライバルレーサー「モータス」の姿をモチーフとしており、バイクエンジンが擬人化したような姿(どことなく某戦闘員に似ている)をしている。
荒くれもののような性格の持ち主で、その言動はまさに暴走族そのもの。
優れた運転テクニックを有しており、戦闘時にはバグスターウイルスが変化したと思われる愛車でもある専用マシン“モータスヴァイパー”を手足の様に巧みに操って爆発物を投擲して走行中の敵を妨害する能力を持つが、戦闘能力自体はレースゲームがモチーフのためなのかあまり高いようには見えない。
本編での活躍
完全態となるためにグラファイトが攫った西脇嘉高医師の妹・西脇莉子を亡き者にしようと目論み、彼女の命を懸けた死のデッドレース戦を開催。
平成ライダーシリーズでは『仮面ライダー剣』のウルフアンデッド戦以来久々のバイク戦の激闘を展開するが、仮面ライダーレーザーに乗って戦うエグゼイドのガシャコンブレイカーの攻撃で“モータスヴァイパー”から叩き落とされ、その隙をついた仮面ライダーレーザーを繰るエグゼイドの放った『爆走クリティカルストライク』の強烈な一撃を受け敗北。
その後、バグスターのサンプルを得るために九条貴利矢に採取されそうになるが、最期は黒いエグゼイドによって口封じのために抹消されてしまった。
レベル5
身長:227.5cm 体重:102.4kg
第18話に登場。上記の個体が強化復活をした姿で、外見的には背中の排気ダクト(公式ホームページの解説によれば加速装置らしい)が多くなっているという相違がある。
檀黎斗がガシャコンバグヴァイザーで小星作をバグスターウイルスに感染させた事で誕生した。なお、他の強化復活バグスター達同様にいきなり実体化していた。
追加された加速装置の効果により以前よりも大幅にスピードがアップしており、更に専用マシーンであるモータスヴァイパーのスピードも上がっているが、相変わらず攻撃力自体は低い模様。
自分以外でライダーガシャットを作り出した作を苦しめる為、そして花家大我と宝生永夢から残りのガシャットを奪い取る為の囮兼捨て駒として生み出された存在であり、黎斗が大我からガシャットを奪った後、完全に実体化する為に作のストレス上昇を目的に、幻夢コーポレーションを襲撃。彼が所属する新たなゲーム開発チームのメンバーを襲うが、残りのガシャットを奪うために永夢を襲撃した黎斗の口から自身が囮であることを暴露された後に「君はもはや用済みだ」と攻撃され、応戦するも戦闘能力自体が低い事もあって敵うはずも無く圧倒され、最後は『クリティカルエンド』を叩き込まれ爆散。以前同様に黎斗の都合で切り捨てられるという悲惨な最期を遂げた。
なお、彼のデータはちゃっかりと回収されている。
余談
第4話では『ウルトラマンギンガ』の礼堂ヒカルを演じた根岸拓哉氏と、『侍戦隊シンケンジャー』の志葉薫や『仮面ライダーフォーゼ』の白川芽以を演じた夏居瑠奈氏がゲスト出演しており、スーパー戦隊・仮面ライダー・ウルトラマンという三大特撮の役者が揃い踏みするという事態が発生した。
東映公式サイトの記事によると根岸拓哉氏は第4話の監督である坂本浩一氏と別の特撮作品を通して知り合いであったため、息がぴったりで漫才のような掛け合いがあったらしい。
この第4話のみバグスターウイルスが旗振りのマーシャル(サーキットの作業員)の服装をした1体しか登場しておらず、戦闘に関与していない。