概要
暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人、宇宙の帝王ジュダ、ウルトラマンベリアルの総称。
エンペラ星人
筆頭。ウルトラ戦士の宿敵とも言える暗黒宇宙大皇帝。
太陽を葬るほどの絶大な闇の力を持ち、レゾリューム光線でウルトラマンを消滅させることが出来る。更にはウルトラマンの光線を片手で弾き、並大抵の相手を一歩も動くことなく倒してしまう。
ウルトラマンと地球人の絆に遂に敗れたものの、強大な闇の力があれば何度でも蘇る事ができる。
更に専用の鎧としてアーマードダークネスが存在しており、(一部の例外を除いて)彼以外が身に着けると鎧に取り込まれてしまう。
主な必殺技はレゾリューム光線、強力な念動波等。
ジュダ
イラスト左上の人物。ヒッポリト星人、バルタン星人、エンマーゴを配下に持つ宇宙の帝王であり、ウルトラの星に復讐を果たすため、宇宙に散らばる悪魔の魂を集合させてあのグランドキングも誕生させている。
悪意そのものであるため実態が存在せず（後に『ウルトラファイトビクトリー』で実体化を果たした）、封印したと言っても発生源である宇宙の歪みは消せないため、数万年周期で復活してしまうためキリがないのである。そのため、ウルトラ戦士たちは何世代にもわたって封印を続けている（ただ、後に『ウルトラマンX』にて他の兄姉共々これ以上の復活を封じられた描写がある）。
ウルトラマンベリアル
『THE アーク』とも称される、光の国で唯一悪の道に堕ちた黒いウルトラマン。
初登場のウルトラ銀河伝説では100体もの怪獣を操るギガバトルナイザーを駆使して、ウルトラ戦士たちが束になっても敵わないほどの圧倒的な実力を見せ付けた。素手での戦闘力もゼロと互角以上に戦えるほど高い。
自分の恩人であるザラブ星人を迷いもなく瞬殺したり、配下の怪獣を攻撃の巻き添えにしても平然としていたりと凶悪さも1、2を争うほどである。
一方でとんでもなくしぶとい奴でもあり、倒されたと思ったら別宇宙で帝国を築いたり、幽霊になってゼロの体を乗っ取ったり、挙句の果てにはゼロの能力のおかげで肉体を取り戻すという始末である。
ただ、最近ではゼロの強さの源が「守るべきもの」であることを知って、これを求めて旅をしたり、ショーなどではなんだかんだ言いつつウルトラ戦士たちに協力したりと、ダークヒーローのような立ち位置を確立している。また、実は息子がいたという衝撃的な事実も明らかとなった。
主な必殺技はデスシウム光線、ベリアルクロー等。
3皇帝以外の特別強力な力を持つ者たち
ダークザギ
暗黒破壊神の異名を持つ、全てのスペースビーストやウルティノイドの首魁。
禍々しい姿に加え野獣のような唸り声と荒々しい戦闘スタイルで相手を恐怖のどん底に突き落とす。
そんな凶暴な印象とは裏腹に策士としての一面も持ち合わせている。
ウルトラマンギンガではスパークドールズという形で登場し、人形という理性もない、おそらくは力の一端に過ぎない姿ながらもその圧倒的な強さを見せつけた。
また、あくまで児童誌の雑誌展開のみとはいえ、怪獣軍団を結成して光の国に侵攻し、ウルトラ戦士たちを圧倒したこともある。
主な必殺技はライトニング・ザギ、グラビティ・ザギ等。
レイブラッド星人
かつて何万年にも渡って宇宙を支配しており、エンペラ星人やジュダ等と並ぶ宇宙の侵略勢力の支配者的存在。肉体は数百年前に滅び去っているが、精神体は未だ健在で、初代ウルトラマンを岩の中に封印した上、自身の後継者を決めると言う名目(実際は大嘘で、肉体を失った自身の新たなる憑代を見つけ出すのが目的だった)で宇宙規模のバトルロワイアルを引き起こし、ベリアルを悪に堕とした張本人でもある。
精神体だけの存在でもこれだけの実力と影響力を誇る彼の生前がどれだけ凄かったのかが気になる。
ダークルギエル
全てのウルトラマンと怪獣をスパークドールズに変えた暗黒の魔神。
一度はギンガを変身中の巨大化する最中に蹴りを入れるというヒーロー物でのお約束をぶち破った戦法で倒している。しかしその戦闘力はダークスパークに因る所が大きいようで、真っ向からの肉弾戦ではギンガやタロウに終始劣勢であった。
続編では大量のビクトリウムによってビクトルギエルにパワーアップ。無尽蔵と言えるエネルギーによる強大なパワーでギンガとビクトリーを真っ向勝負で圧倒し、山を一撃で吹き飛ばす威力を誇るビクトリウムキャノンを駆使した。
主な必殺技はダークルギエルシュート等。
エタルガー
暴君怪獣タイラントのウルトラマン5人抜きを超える7人抜きをやってのけた時空の戦士。
単体でもウルティメイトゼロと互角といえばその強さが伝わるだろう。
更に相手の恐れる存在を幻覚、もしくは実体として生み出す能力まで持っており、相手が束になって向かっても自ら触れることなく無力化したり即席の軍団で対抗することができる。
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