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天王寺駅の編集履歴2018/01/22 21:58:44 版
編集者:桃太郎P
編集内容:隣の駅を追加

天王寺駅

てんのうじえき

大阪府大阪市にあるJR西日本、大阪市営地下鉄の駅。ここでは阪堺電気軌道の「天王寺駅前停留場」についても紹介。

概要

大阪ミナミの代表する重要な駅の一つであり、JR西日本関西本線大和路線)・大阪環状線阪和線大阪市営地下鉄御堂筋線谷町線が乗り入れる中核駅。近畿日本鉄道南大阪線大阪阿部野橋駅阪堺電気軌道の天王寺駅前停留場が隣接しており、大阪市南部の大ターミナルとなっている。

近鉄の駅については大阪阿部野橋駅の記事を参照

JR西日本 天王寺駅(JR-O01、JR-Q20、JR-R20)

所在地:大阪市天王寺区悲田院町10-45

JR西日本関西本線大和路線)・大阪環状線阪和線の接続駅。

大阪鉄道時代の1889年5月14日に開業。大阪鉄道(初代)は当時奈良~湊町(現在のJR難波)間などの路線を持っていた鉄道会社で、関西鉄道への合併を経て、日本国有鉄道の路線となった。JRののりばは1番のりば~18番のりばまで存在。かつてはくろしおなどの紀州方面の特急の始発駅だったが、JR化以降新大阪駅京都駅発着の電車が増え、地下ホームの15番・18番のりばの発着となっている。同様に、特急以外で大阪環状線阪和線方面を直通運転する電車は、阪和線の地上ホームではなく地下ホームの15番・18番のりばの発着となっている。

1桁番号のホーム(地上ホーム)は元々は阪和電気鉄道の始発駅だった為頭端式となっている。

駅構造

阪和線のりばは櫛形ホーム5面5線の地上駅。環状線のりばは掘割部の島式ホーム2面3線の地上駅。大和路線のりばは掘割部の島式ホーム2面4線の地上駅。

それ以外にも阪和線のりば東側に1本、環状線のりば西側に2本の引き上げ線がある。14番のりばと15番のりばの間にはホームがない線路がある。環状線の引き上げ線から奈良方面への回送やJR難波への回送のため環状線の引き上げ線に入りきらない時に使われる。

のりば路線方面備考
1臨時ホーム朝に天王寺止まりの電車の降車ホームとして使用
2降車ホーム
3・4阪和線きのくに線日根野和歌山・御坊・紀伊田辺方面快速・B快速・区間快速。一部の区間快速は7番のりばから発車
関西空港線関西空港方面天王寺始発の関空快速
5・6降車ホーム
7・8阪和線杉本町方面普通電車
9降車ホーム
11・12大阪環状線(内回り)鶴橋京橋大阪方面12番のりばは天王寺始発電車のみ
13降車ホーム
14大阪環状線(外回り)新今宮西九条大阪方面京橋・鶴橋からの普通電車
15阪和線日根野和歌山方面大阪環状線から直通の快速・紀州路快速
関西空港線関西空港方面関空特急「はるか」・関空快速
きのくに線御坊・紀伊田辺・白浜新宮方面特急「くろしお」・新大阪からの快速
16大和路線王寺奈良加茂高田方面朝の一部は15番のりばから発車
17大和路線新今宮JR難波方面朝の一部は18番のりばから発車
大阪環状線(外回り)新今宮西九条大阪方面大和路線から直通の大和路快速・区間快速
18大阪環状線(外回り)新今宮西九条大阪方面阪和線(一部は大和路線)から直通の快速
JR京都線新大阪京都方面特急「はるか」「くろしお」・B快速

10番のりばがない

天王寺駅は、3路線をまたぐ駅のため、のりばが多く、なんと18番のりばまである巨大な駅だ。その中で肝心の10番のりばがなぜか見当たらない。国鉄が買収した時に、のりばの番号を地上ホームと地下ホームを区別しやすくするために、通し番号ではなく1~9番のりばと11~18番のりばとしたのが有力。

19・20番のりば

かつては南海電気鉄道天王寺支線が発着し、18番のりばの続き番号で19番のりば・20番のりばが存在した。1900年に開業したが、1984年の今池町~天下茶屋間の部分廃止・単線化の際に番号のない単線ホームへ移設し、1993年の路線廃止とともに消滅。ホームは撤去されたが、当駅付近の路盤が一部残されている。

隣の駅

大和路線上り当駅下り
  • 大和路快速
  • 快速
  • 区間快速
久宝寺駅天王寺駅新今宮駅
普通東部市場前駅天王寺駅新今宮駅
大阪環状線外回り当駅内回り
普通新今宮駅天王寺駅寺田町駅
阪和線大和路線下り当駅阪和線下り
  • 関空快速
  • 紀州路快速
  • 快速
  • 直通快速
  • B快速
新今宮駅天王寺駅堺市駅
区間快速-天王寺駅堺市駅
普通-天王寺駅美章園駅

大阪市営地下鉄 天王寺駅(M23・T27)

1938年開業。御堂筋線谷町線の乗換駅。御堂筋線のホームがあびこ筋の地下、谷町線のホームが谷町筋の地下にあり、両路線のホームは長い地下通路で連絡している。

御堂筋線

所在地:大阪市阿倍野区阿倍野筋一丁目1-48

御堂筋線のホームはホームドア設置済み。なかもず方面行きは片面ホーム、千里中央方面行きは島式ホームの2面3線。1番のりばに入ってきた天王寺止まりの列車は、なかもず方にある引き上げ線に入り、折り返して2番のりばへ入線する。

のりば方面備考
1あびこなかもず方面
2なんば梅田新大阪方面当駅始発列車が発着
3なんば梅田新大阪千里中央方面あびこ・なかもず方面からの列車が発着

谷町線

所在地:大阪市天王寺区茶臼山町5-12

相対式2面2線のホーム。ホームドアは未設置。

のりば方面
1文の里八尾南方面
2天満橋東梅田都島大日方面

隣の駅

路線北行き当駅南行き
御堂筋線動物園前駅(M22)天王寺駅(M23)昭和町駅(M24)
谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅(T26)天王寺駅(T27)阿倍野駅(T28)

阪堺電気軌道 天王寺駅前停留場(HN01)

所在地:大阪市阿倍野区阿倍野筋一丁目

阿倍野区のあべの筋中央部にあるが停留場名は「天王寺駅前」とした。上町線の起点。開業は1900年。

堺市内に乗り入れる浜寺駅前行きと、大阪市内で完結する我孫子道行きが発着する。

ホームは2面1線であるが2列車まで発着可能としている。

当駅と隣の阿倍野停留場では2015年夏より駅舎移設工事を行っている。2016年12月3日に軌道の移転と駅舎の移転が実施された。新しい軌道敷は関西の路面電車で初めて芝生による緑化が行われている。

当停留場南行き
天王寺駅前停留場(HN01)阿倍野停留場(HN02)

利用状況

JR西日本

  • 2016年(平成28年)度の乗車人員は145,100人である。

大阪市営地下鉄

  • 2016年(平成28年)度の乗降人員は256,959人である。

乗降人員比較表

事業者名JR西日本大阪市営地下鉄
年度乗車人員乗降人員乗降人員
2008年度139,279人278,558人266,286人
2009年度133,741人267,482人251,535人
2010年度132,066人264,132人246,491人
2011年度134,728人269,456人248,413人
2012年度134,028人268,056人246,463人
2013年度139,138人278,276人249,579人
2014年度141,463人282,926人259,317人
2015年度143,202人286,404人261,639人
2016年度145,100人290,200人256,959人

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