バナナのイラストにつけられるタグ。
概要
単子葉植物綱ショウガ目バショウ科に属する多年草。またはその果実。
漢字で「甘蕉」「芭蕉実」と表記する。台湾語では「香蕉」。
植物体が高さ数メートルに及ぶ為しばしば樹木と間違えられるが、樹木ではなく大きな“草”である。
非常に利用価値の高い植物で、果実が食用にされるのは勿論の事、雄花のつぼみは食用、根から取れるデンプンは家畜の餌、大きな葉は南方では調理器具や包装材に用いられ、種類によっては、葉や茎の繊維から糸を取る。観賞用に植えられる種類(芭蕉(植物))もある。
熱帯アジア原産なので低温には弱く、果実を冷蔵保存しようとすると逆に傷みやすくなる。
その定義が非常に曖昧なため、「先生ー、バナナはおやつに入りますかー?」という小学生らの純粋な疑問が生まれてしまうのである。
なお、日本の市場ではフルーツ扱いであるが、厳密には果実ではなく、野菜のカテゴリーに分類されるべき存在である(フルーツの定義については果物の項目を参照の事)。
熱帯では芋のような使い方をする、甘みが少ない料理用バナナも栽培普及している。
なお、フルーツ用品種は種子が出来ず、株分けで増やしているため(映画『テルマエ・ロマエ』での描写は誤りである)に、どの株も同じ病気に弱いために蔓延すると絶滅の危険性がある。
フィクションのバナナ
アレの揶揄として表現され、ギャグ漫画や一部のゲームやで皮がすべって転ぶ障害物に利用され、「そんなバナナ(馬鹿な)」というダジャレに使われ、凍らせて釘を打つのに使われ、粘っこい食感が馬鹿にされ、猿(アホの子扱いされることが多い)の食べ物のイメージを付けられるなど、散々な扱いを受けているが、美味(ワカメや昆布の扱いに似ている。ネバネバの何が悪い!)。
猿とバナナ
フィクションのバナナはチンパンジーやゴリラなど、サルの仲間の好物として描かれる。だがこれにはちゃんと理由がある。
バナナは、密林に住むサルに食べてもらい種を遠くに撒くため、甘いデンプンをたっぷり含んだ実を実らせるように進化した。
実際、毛のないサルである人類もバナナが好きなのだから。だが…(後述)。
バナナ(おやつ)
おやつであるならば、遠足で持っていくのは300円までにしましょう。
バナナ(おやつではない)
お弁当のおかずです。好きなだけ持って行きましょう。
バナナ(工具)
零下237度の世界では釘を打つことができます。
バナナ(画材)
その発想はなかった。すごすぎる。
バナナ(差別)
前述したバナナ=猿のイメージから白人が有色人種を侮辱する際に用いる。サッカーでは顕著であり、欧米で有色人種の選手相手にバナナを投げる白人の暴挙が多く、日本でもバナナが原因で厄介事になった。
また、白人に迎合的で卑屈なアジア人(おもに中国系や日系)を揶揄するスラング。バナナは黄色い皮をむけば中身は白いので、「黄色人種なのに中身は白人のつもり」という意味。類語として白人に迎合的なヒスパニックをココナッツ、白人に迎合的なアメリカ先住民をアップルがある。
関連タグ
チョコバナナ バナナオレ バナナの皮 バナナの木 シュガースポット