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ヴァリアブルローラーの編集履歴

2019-01-20 20:36:04 バージョン

ヴァリアブルローラー

ゔぁりあぶるろーらー

ヴァリアブルローラーとは、Splatoonシリーズのブキの一つである。なお、この項では亜種についても記述する。

概要

ゲーム「Splatoon」シリーズに登場するローラータイプのブキ。

Splatoon2」で初登場。折り畳み式の変形機能を持つローラー。

横降りはスプラローラーのように素早く、縦降りはダイナモローラーのように遅めになるが、遠距離までインクを飛ばせるという特異なローラー。

モデルは万年筆あるいはつけペン+折り畳みナイフ。


種類

Splatoon2

名前サブスペシャルランク
ヴァリアブルローラースプラッシュシールドスプラッシュボムピッチャー24
ヴァリアブルローラーフォイルキューバンボムマルチミサイル28

ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:あたえるダメージが大きくなる


基本的な立ち回り

前記した通り、横振りと縦振りの性能が大きく違うという珍しい特徴を持つ。


「横振り」はスプラローラーより僅かに振りが早く即死の射程も同等とキル性能が高いが、範囲が狭くカス当たりが発生しやすくなっており、よく狙う必要がある。

倒せたと思っていたらカス当たりだったという事もしばしば。

その場合、大抵の場合はもう一度素早い横振りでとどめを刺す事になるが、射撃ボタンを押したまますかさずローラーを転がし、塗り進みで倒す方が素早く有効な場合もある。

地味ながら、横振りを連打する際の歩き速度かなり速いという特性があり、他のローラーよりも追撃をかけやすい。

塗り進みで即死させられるローラーの中では塗り進みまでの時間が最も短い点も優秀。


「縦振り」は、ダイナモローラーよりも僅かに振りが早い程度だが、即死範囲は大きく狭まっており、スプラローラーの縦振りより少し長い程度に留まっている。

また、ダメージの減衰もしやすいため、キル性能においては正直頼りないが、塗り性能と射程に優れており、けん制や後方での支援や広い場所や縦長のガチエリアを塗る事に適している。

ただし隙もかなり大きいため、無闇に振りまくっても強みは引き出せず、中〜長射程ブキの餌食となる。

縦振りは今作から追加された高所から散らしたインクは減衰するという仕様を受けないため、塗り目的としては噛み合いがよく、前作のダイナモローラーでお馴染みの雨乞いに似たような事も可能。

斜め上に振る事で、壁の裏などに潜伏している敵に攻撃を当てる曲射も可能。

根元じゃないと火力が出ないため、これだけでのキルを狙うのはあまり現実的ではないが、一方的に攻撃ができる上に相手を追い込める。

痺れを切らして突っ込んできた相手には、素早い横振りをお見舞いしてやろう。

なお縦振りには、振り動作中にトコトコ歩けるという面白い特性があり、それによって間合いの管理がしやすくなっている。


横振りと縦振りの性能が大きく異なるため、うっかり振り間違えるのは命取りとなる。

特に、近接戦の最中に縦振りをした場合、目も当てられない事になる。

他のローラーと比較すると、どこかしら控えめでどっちつかずな部分が多いが、相手を素早く倒す前衛らしい動きに加えて塗りと射程で味方を支援し相手をけん制する後衛らしい動きも可能と非常に幅広く立ち回れる。

しかし、逆にどちらかの仕事しかしない場合は他のキルブキや塗りブキに劣ってしまいがちなので、このブキの強みをイカすためにはブキだけではなく持ち主の立ち回りも時と場合によって柔軟に切り替える事が肝心と、難しくも奥の深いブキである。


スプラッシュシールド

敵からの攻撃を防ぐ盾を設置するサブウェポン。

位置がバレると途端に弱体化するローラーでもある程度立ち回りやすくなる。

強引に距離を詰める使い方も全くできなくはないが、前作よりもシールドの展開が遅くなっているためあまり現実的ではないと考えていい。

加えて横振りは射程が短く縦振りは隙が大きいために自分で使うには難易度が高いが、ヘイトを向ける囮として設置したり、味方の着地狩られを防いだり通路を封鎖するといった使い方もできる。

ボムピッチャーを使う前に展開する事で、相手の攻撃を防げるようになり、過信は禁物だが多少の無理は利くようになる。

また、シールドにボムを当てると即時に爆発して範囲内にいると当然即死するため、誤った場所に設置すると自分だけでなく味方にも被害が及ぶ可能性がある。ご利用は計画的に。

直接的なキルを狙えないサブなため、スペシャルを除き実質メイン一本で戦うヴァリアブルローラーは、このサブをイカにして上手く使うかが課題になってくるであろう。


スプラッシュボムピッチャー

一定時間スプラッシュボムを連投するスペシャルウェポン。

塗り、キル共に高水準であり、とっさの塗りや相手のラインを下げるのに使える。

長押しすれば飛距離が伸び、最大溜めはかなり遠くまで飛ばせるため、苦手な長射程への対抗手段にもなる。

持ち前の塗り力によってスペシャルをためやすく、このスペシャルの回転率こそがヴァリアブルローラーの大きな強みと言える。

キルを狙う場合は溜めずに連投するよりも、溜めありも混ぜる事で、追い払うためと逃げた先に挟み込むようにしてボムを飛ばしたり、時間差で連鎖するように爆発させられるので効果的。

また、スペシャル発動中もメインが使えるため、ボム投げに夢中になっていると思い込んで接近してきた敵にはボムコロで対応するか横振りを当てて返り討ちにしよう。

また、通常ボムは右手で投げるが、ボムピッチャーは左手で投げるという微妙な違いがある。

覚えておくと、どこかで役に立つかも…?


ヴァリアブルローラーフォイル

スプラッシュシールドとスプラッシュボムピッチャーという、瞬間的な爆発力をウリにしていた無印と比べ、キューバンボムとマルチミサイルのフォイルは爆発力と引き換えに高い安定性能を手に入れた。

元々縦振りによる高い塗り能力があったが、こちらはキューバンボムを持っているため更に塗りやすくなった。

スプラッシュシールドよりも使いやすいサブではあるが、それ故に使いすぎによるインク不足に陥りやすいため、ついつい投げすぎないこと。

スペシャルのマルチミサイルは射程無限で味方のスペシャルとも合わせやすいが、発動中は隙だらけなので周囲の安全を確信してから撃つべし。


キューバンボム

壁などにぶつかると落ちたりせずそのままくっつき、2秒後に少し広めの爆発を起こすサブウェポン。

スプラッシュボムと比べると、即効性に欠けるが相手をけん制するのに使える。

また、壁にくっつくので壁塗りに使ったり、逃げたと見せかけて角に置いたキューバンで相手を吹っ飛ばすといった使い方もある。

塗り範囲も広いため、メインと合わせてガチエリアなどの一箇所を一気に塗るのにも使える。

サブウェポンの扱いやすさはこちらが上なため、無印と差別化していくのであればガンガン使っていこう。


マルチミサイル

発動すると丸いカーソルが出現し、枠内に捉えた敵に対してミサイルを発射するスペシャルウェポン。

射程無限な上に中心に直撃すれば即死であり、直撃せずとも爆風によるダメージでキルを狙えるが、何も考えずに使うと簡単に避けられてしまう。

しかも構えている間は無防備で、発動した瞬間からスペシャルゲージは空になるため、撃ち始めで倒されると全くの無駄になってしまう。

…といった風に先の展開を読んで動かないとまともに機能しないスペシャルだが、固まった敵に向けて撃つ、味方と交戦中の敵に向けて撃つ、味方のスペシャルと合わせて撃つなど工夫する事でキルを狙いやすくなる。

特に相手の守備を一時的に崩すために使えるので、ミサイルが打開の起点となり活躍する事もある。

おまけにミサイルが着弾するまでは相手の位置がマークされて分かるようになり、奇襲などで先手を取ることが重要なローラーとしても非常にありがたい。

前述の通り撃ち終わるまでは隙だらけなので、できるだけ安全を確保してから使いたい。

しかし、敢えて相手が追いかけてきそうな壁の裏などで撃つ事で、近寄ってきた敵を待ち伏せして仕留めるというのも面白い。

「安全性を重視するならリスポーンへと帰ってから撃てばいいのでは」と考えるイカも多いが、ミサイルを撃つためだけにリスポーンへと帰ると、自分がしばらく戦線に関われなくなるという隠れたデメリットがある。状況に分けて撃っていこう。



余談だが、サブがキューバンボムとスペシャルがマルチミサイルの組み合わせは、このブキ以外にも2つ存在する。

ひとつ目はバケットスロッシャー、ふたつ目はスプラシューターベッチューである。

バケットスロッシャーは、長射程シューターにも匹敵する射程の長さに加えて一撃の威力が高いため、遠距離への攻撃性能ではあちらが大きく勝る。

相手が爆風ダメージ軽減のギアパワーをつけていない場合、キューバンボムやマルチミサイルの爆風とメインの一撃で倒せるために噛み合いもいい。

ただし、スロッシャーは連射速度が遅い上に無傷の相手を一撃で倒すのは不可能なため、近接戦の強さはこちらよりも劣る。

スプラシューターは、塗り、射程、精度、攻撃力、機動力などあらゆる要素が平均以上という高水準な性能で、基本性能も扱いやすさもこちらより勝る。

ただし、ヴァリアブルローラーには横振りの近距離における強さと縦振りの射程と塗りがあるのに対し、あちらは良くも悪くも全てがバランスよくまとまっているため、何もかもが中途半端に終わってしまう事もある。

スプラシューターが完全なオールマイティだとすれば、ヴァリアブルローラーは所々とがりのあるオールマイティと言えるであろう。

上記の理由から、強弱の差はあれど差別化自体は十二分にできていると言える。このブキの強みをしっかりとイカして上2つのブキにはできない動きを見せてやろう。


おすすめギアパワー

イカダッシュ速度アップ

横振りはなるべく近づいて倒したいため、イカ状態の速度が上がるこのギアとは相性がいい。

速度が上がるため、危なくなった時も逃げやすくなる。

イカニンジャ

フク専用ギア。ダッシュ中の飛沫が消えるため、奇襲と近接戦に特化した横振りとの相性は抜群。

苦手な長射程から睨まれにくくなるのも評価点。

代償としてイカ速度は落ちるが、上記のイカダッシュ速度アップも一緒につける事で相殺可能。

ステルスジャンプ

クツ専用ギア。ジャンプマークが遠くの敵から見えなくなる。

少し離れただけでもかなり見えづらくなるので、前線への復帰がかなり楽になる。

注意点としては、便利ではあるが完全ではないので考えもなしに最前線へとジャンプしないこと。

インク効率アップメイン

塗りと射程のある縦振りを多めに使うなら必須のギアパワー。

インクが満タンの状態から縦振りを振れる数が、サブギア2つで1回、メインギアとサブギアに1つずつか、サブギア5つで2回増える。

インク効率アップサブ

サブウェポンを使った後にインクに余裕ができやすくなる。

無印とフォイル、どちらも有用なサブウェポンだがインク消費が多いため、インク切れしやすいならメイン効率との併用もあり。

スペシャル増加量アップ

強力なスペシャルの回転率を上げる事ができる。高い爆発力を誇る無印でよく使われるが、フォイルのマルチミサイルも状況次第では強力な効果を発揮するため、一考の価値あり。

サブ性能アップ

無印はシールドの耐久力を上げ、フォイルはボムの飛距離が伸びる。

シールドの耐久力が上がっても恩恵の大きな場面は少ないため、ボムの飛距離が伸びるフォイルでの使用が主流。

ヒト移動速度アップ

振りかぶり中には乗らないが、振りかぶってイカになるまでの僅かな時間には乗る。

足が少し速くなるので追撃をかけやすくなったり間合いの管理が少し楽になったりする。

対面での恩恵は微々たるものだが裏取りでは光りやすく、金網などをつたって裏を取ったりするステージでは特に使い勝手がいい。

裏取りしているのをインクの跡で気づかれなくするため、敢えて歩いて敵陣に忍び寄るという戦法も取れるようになる。

サーマルインク

フク専用ギア。威力の低い縦振りでも、射程が長く当てる事ができれば障害物裏の敵の位置を把握できるようになる。

縦振りなどを当てやすくするためや、そのために敵の動きを読む練習としてつけるのもアリ。

近づきすぎるとサーマル効果は消えるため注意。

フク専用ギアなため、イカニンジャと選択。


サーモンランでの立ち回り

相変わらず縦と横の振り間違えが大きな痛手になる扱いの難しいブキだが、縦振りに大きな威力補正がかかっており、最大威力に至っては、なんとサーモン用に威力の補正を受けたダイナモローラーと同値になっている。

そのため、十分に近づく必要はあるものの、バクダンを一撃で倒す事も可能。

強力な縦振りから、横振り連打or横振りから押しっぱなしで塗り進み体当たりというコンボで体力の多いシャケにも効率よくダメージを与えられる事も覚えておくと便利。ドスコイも即座に倒せる。

カーボンを除く他ローラー同様に、塗り進みで雑魚シャケの群れを一掃できる。

前述の通り横振りからの塗り進みへの移行もスプラローラーより早い。

持ち前の器用さを最大限に活かしやすく、上手く扱う事ができれば全ローラーの中でもトップクラスの性能と言っても過言ではない高いポテンシャルを持っている。


余談

ウデマエX実装当初からしばらくの間、ガチマッチの全4ルール中3ルールのランキング1位に、ヴァリアブルローラーが同時に映りこむという珍事が発生し、(ガチヤグラはマイナーチェンジ版のフォイル)まとめブログに掲載されるなどして話題になった。

その結果、一時期ヴァリアブルローラーの使用率が急増したが、前述した通りの扱いの難しさにより大半のイカたちは使用を断念。瞬く間に人気は落ち着いた。


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