海風(艦隊これくしょん)
うみかぜ
改白露型一番艦、概要、抜錨します!
2015年8月10日開始の2015年夏季イベント『反撃!第二次SN作戦』開始アップデートで妹の江風と同時に実装され、同イベント内の海域でドロップ限定艦として先行入手可能。
ちなみにこの日以前にpixivに投稿されているイラストはオリジナル艦娘である。
白露型7番艦にして、それまで実装艦が涼風のみだった後期白露型「改白露型(海風型)」のネームシップ。
ただし涼風とは担当絵師が違い、前期白露型の5番艦までと同じ玖条イチソ氏となっている。
江風と同様、期間限定追加ボイスには非常に恵まれている。
2015年秋の『突入!海上輸送作戦』時には、その限定海域が史実で江風が沈んだ夜戦を含む輸送作戦が題材という事で、江風を心配するイベント限定母港ボイスが用意されており、それに対する江風の返事のボイスとでセットである。
2017年11月時点でゲーム外での描き下ろしイラストは現在3枚。長らく限定イラストと縁が無かったが、後述の通り2017年7月31日に実装された。
2016年8月30日~9月30日の期間で実施されていたローソンコラボ第三弾『鎮守府秋祭り』で、ローソン制服modeの江風(ローソン江風)に並ぶ形で海風のローソン制服mode(ローソン海風)の公式絵が用意された。丸1年越しの初描き下ろしである。
海風と江風が描かれている『海風&江風 ブック型置き時計』はPontaポイントかdポイントを2000ポイント引き換えればもれなく貰え、50ポイントで抽選応募ができた(キャンペーンは既に終了している)。
2016年11月23日開始の三越とのコラボでは私服姿の海風が単独で描かれている。
2016年12月発売の艦これカレンダー2017の3月に山風&江風との3人で桜の下を歩くイラストが描かれた。
容姿、出撃します!皆さん、続いてください!
髪や服装には真っ白な配色が一つもなく、その分灰色が充てられている。
山風と江風の襟や袖は白色であるため、この配色は海風のひそかな固有ポイントのひとつである。
銀色の髪を足首まで届きそうな長さの1本の三つ編みにしており、その先端を緑色の小さな珠で止めている。
髪色は頭頂部~三つ編みの上の方までは銀色が少しピンク寄りの色合いになっており、三つ編みの先端に行くにつれ暗い空色のような青い色彩に近付くグラデーションになっている。
左のもみあげの髪が長く伸びている。
髪の前部はもみあげ以外にも多くのアシンメトリーデザインを採用している。
姉の白露や春雨と同じく側頭部で髪の束が左右1本ずつ外側に開いているのも特徴。
頬の赤みに乗っていて分かりにくいが、左目の下に泣きぼくろがある。
胸部装甲はボディラインを強調する服装であるため形の美しさがはっきりとわかり、2017年7月31日に実装された水着グラではなんと一番大きな姉よりも大きいのではないかと思われる重装備を披露してくれた。
服装は青いラインの入った黒と灰色のノースリーブセーラー服・青いスカーフ・黒のロンググローブ・白い袖に、黒と赤の大きな艤装。
前期白露型(白露~春雨)の赤いラインの入った黒いセーラー服と艤装に、五月雨・涼風の白い青いワンポイントの入ったノースリーブと黒のロンググローブを混ぜ合わせたような感じである。
平常時の立ち絵ではタイツを穿いているように見えるが、中・大破時の立ち絵で分かる通りサイハイソックスである。
海風と江風の衣装の各所には「改白露型」にちなんでギリシャ文字の「χ(カイ)」が入っているとイチソ氏がtwitterで解説した(山風もこのデザインを踏襲している)。
見づらいが靴の甲にもχ(カイ)のデザインが入っている。靴のχ(カイ)は山風には入っていない。
服装における江風との違いは上着の前をしっかりと閉じている点、上着の白い部分が青みがかっている点、グローブが指先まで完全に覆っている点、グローブの袖とノースリーブの間に弛んだ黒い紐が出ている点である。
この紐と首元でクロスした黒い紐との関連性は不明だが、ローソンmodeでもローソン制服の袖から出しているという謎の重要性がある。
江風は現時点で確認できる絵では袖から出る紐が無く、首元の紐のみ存在する。
山風との違いは首元のデザイン、肩の紐の掛かり方と、山風のみグローブではなく袖を付けている点。
艤装は白露たちと共通の黒い煙突をベースにしたもので、煙突の上には電探が搭載されている。
煙突の下部の側面にはハードポイントが左右1個ずつ存在し、そこからはは対空機銃が据え付けられたジョイントで接続した舷側を模した装甲板が伸びている。右の魚雷発射管はそこにマウントされているが、左の魚雷発射管は姉達と同様に太腿の金属製のベルトにマウントされている。このベルトは江風(無印・改)とともに左足にだけ取り付けている。煙突左側にはハードポイントこそ存在するものの塞がれている。
ちなみに江風は両側のジョイントを普段使っている(対空機銃は置いていない)がクリスマスグラフィックでは右側の装甲板とジョイントが無くなっているので、好きな時に取り外しできるのだろう(山風も右側のみを使用している)。
まるで性格のよう…今度は、戦います!
面倒見が良く、控え目で世話焼き。「あっ…」が口癖気味。
自己主張が強い方ではないものの「改白露型一番艦」である事を誇りとしており、よく「改白露型」と名乗っている。
「海風型」と言うこともあるのだが、ネームシップである白露に配慮してか直後に「改白露型」と訂正している。
どちらにしろ「前期型とは違う」という点にはこだわりがあるようで、この点は同じく「一番艦」にこだわる白露と似ている。
改良前と名目上の分類が同じ改良型の艦娘の中で、自身を改良型と意識しているのは彼女が初めてである。
旧日本海軍の公式分類上吹雪型(特型)に含まれている綾波型(特Ⅱ型)と暁型(特Ⅲ型)は、『艦これ』における名目上の分類としては別型になっている。
妹達の事を自慢に思っている。特に同日に実装された江風の事は常に気にかけており、改修時は江風にも同様の強化を施してくれるようお願いしたり、暇を見ては江風の様子を見に行こうとするなど、若干過保護気味である。
山風にも差し入れをしており、気難しい性格の山風も海風の事は優しくて好きだと言っている。
また、第二四駆逐隊の僚艦である涼風を鼓舞したり、後に参入した満潮が朝潮を探しに来た時に親しげに声を掛けていたりする。
特に涼風に対してはサービス開始から2年4ヶ月ほど二四駆の僚艦が不在だったためか、海風が涼風を激励する姿に感動した白露型提督も見受けられる。
料理ができ、時報では三食しっかり振る舞ってくれる。
ちなみにお茶が好きらしく、何かにつけてはお茶を出し、江風の時報でも深夜にお茶の差し入れをしているのが伺える。
どこぞのソロモンの鬼神とは気が合いそうである。
提督との関係は上司と部下のそれ。
元々世話好きな性格故に秘書艦としての提督の補佐は嬉々としてやっている様子。
お触りに関しては江風と勘違いして混乱しているが、直後に「失礼しました!」と言っている事から、忠誠心は強い様子。
性能狙って、てー!
一般的な白露型。
誤差範囲内ではあるが、白露型の特徴については該当記事を参照のこと。
彼女の特徴としては、春雨と同じく小口径砲でも高い威力を示す12.7cm連装砲B型改二を初期装備する駆逐艦としてはかなり低めのレベル30で持ってきてくれる事だろうか。
レア艦娘としての海風
この海風は現在、未所持の提督が多数いる稀少レア艦娘として扱われている。
その理由は下記の通り。
実装イベント2015夏『反撃!第二次SN作戦』は敵艦隊の強化のみならず、E-7まである大規模作戦でありながら先行ドロップ入手できる艦娘の種類が海域ごとにバラけており(海風はE-4のみに配置。同イベ実装ドロップ限定艦の瑞穂はE-3、風雲はE-6とE-7)、更に艦娘の出撃海域を限定させられる仕様(所謂「お札」)があったため、2015年春のイベント以前より格段に難易度が上がっていた。
その為、海風を手に入れたいと願うも時間的・資源的に彼女を掘りに行く余裕が無い提督もちらほらと見受けられた。
そんな彼らは次以降のイベントで海風入手を狙ったのだが……
確かにその後のイベントでも海風のドロップ入手は毎回可能だった。
それもイベント実装艦娘にしては珍しく、次の2015秋イベントから早くも江風・風雲・瑞穂と共に夏限定艦全員で限定ドロップ枠に配置された。
しかし、2015年秋は強力な水母棲姫と輸送マップで戦うE-3(甲は高難易度)。2015年冬のE-1&特定マスE-2と2016年春のE-3の2イベントは一応例外(比較的低難易度)。
2016年夏は超長距離マップの最終E-4。
この通り2015年秋~2016年夏までのイベントでの海風ドロップ場所は、高難易度海域や最終海域が多い。
こうして1年2ヶ月弱の間イベント限定艦であった海風だが、2016年10月5日、ついに通常海域に実装された。
それは、この日に新実装されたE0海域にして通常海域の最深、おまけにボス艦隊が今までにない特殊編成になっている「6-5(KW環礁沖海域)」である。
検索時の注意
「海風」は一般名詞の為、艦娘としての「海風」のイラストを検索する際は、「海風 艦これ」などでの絞込検索を推奨する。