概要
特撮番組『仮面ライダーカブト』に登場する武装組織。人間に擬態する宇宙人、ワームから人類を護るために結成された。
いわゆる正義の組織だが科学特捜隊などとは異なり、徹底した秘密主義が内外問わず敷かれている。マスクドライダーシステムを有するものの、その装着変身者すら上層部のことは知らされていない。
組織の技術はネイティブも関与している。
総帥は加賀美新の父、加賀美陸だが最高権力者ではなく、更に上がいる模様。
ワーム退治の際には歩兵部隊「ゼクトルーパー」が出動する。
劇場版のZECT
「我が魂はZECTと共にありぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~っ!!!」
劇場版『GOD_SPEED_LOVE』では「もし1999年に全世界の海が干上がるほどの巨大な隕石の衝突が起こったら」というIF展開で物語が進んでいるが、ZECT自体は登場する。それも、ワームと戦えるただ一つの組織ということで事実上の世界の支配者として。
ZECTは地球に海を取り戻し、慢性的な水不足に悩む(というかよく人類死滅しなかったな)各国政府に恩を売ることで更に支配権を強めようとする。そのためZECTは地球に接近した彗星を破壊し、その破片の氷を地球に落下させようとするが、ZECTに反旗を翻した組織NEO ZECTが現れ…。
ディケイドのZECT
『仮面ライダーディケイド』のカブトの世界でリ・イマジネーションされたZECTは民間にもフツーに名が知れ渡っている。総帥は仮面ライダーザビーに変身する弟切ソウ。
ジオウのZECT
「渋谷はいつあんなに復興したんだ?1999年隕石が落ちて渋谷は壊滅しただろ?」
『仮面ライダージオウ』のカブト編(EP37~38)で登場。影山瞬の死亡が明かされていることから、時系列は本編後だとされる。
最終回ではZECTは解散したはずだが、再び隕石が落下しワームが再来したのをきっかけに引き続きワームの侵略から人類を守るための組織として再結成されたものと見られる。
加賀美新もその一員になっており、死亡した影山に擬態したワームの行方を追っていた。
関連項目
仮面ライダーザビー 仮面ライダードレイク 仮面ライダーサソード
仮面ライダーガタック 仮面ライダーキックホッパー 仮面ライダーパンチホッパー
仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーヘラクス 仮面ライダーケタロス
TLT GUYS Xio・・・・異星人から提供された技術を利用するという点で共通
TLTとは黒幕が組織の構成員であったという点が共通する。