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ネクロマンサーマイナソーの編集履歴

2019-08-18 14:14:32 バージョン

ネクロマンサーマイナソー

ねくろまんさーまいなそー

『騎士竜戦隊リュウソウジャ―』に登場する、マイナソーの一体。

「カワッテ、カワッテェ…!」


CVスーツアクター:森博嗣


データ

属性/アンデッド型モンスター

分類/棺桶目ネクロマンサー科(自然発生)

身長/190cm~46.6m

体重/285kg~698.2t

分布/黄泉の世界

経験値/448


概要

第1話での戦死後、あの世の世界の住人となっていたマスターピンクから自然発生した、幻獣「ネクロマンサー」の伝説を司り、その風貌を得たマイナソー

紫色のローブと三角帽子を着込んだ鳥人を思わせる外見で、骸骨の胸像を模した肩鎧を身に付けている。また胸部には目を連想する紋章を刻んだ棺桶が付いており、これがマイナソー共通の特徴である胸部の顔の様子。


宿主は戦死直前の状況から「弟子たちのことが心配」と言う未練があり、それが思い詰まったマイナス感情へと変化した様子。

それ故か『生者と入れ替わってでも現世に戻りたい』と言う歪んだ思考を持ったらしく、「カワッテー!」と鳴きながらあの世と現世の境界を破って出現、生者をあの世へ引き込むのと引き換えに死者を現世に召喚する能力を獲得した。

この能力を、リュウソウジャーに敗北して同じくあの世の住人となっていたタンクジョウは見出し、能力の恩恵によって現世へと帰還。更には地球に住まう全ての生者を死者に入れ替えようと目論んだ。

なお、蘇った死者が再度死亡、そこから再度現世に戻るには別の生者を生贄としてあの世へ引き込む必要がある。


戦闘では相手をあの世に誘い込み、現世の法則が通用しない空間を自在に動き回って翻弄する。更にはメドゥーサマイナソーが使っていた『コブランベルジュ』を武器とし、それを空間を捻じ曲げて相手の死角へ飛ばす技も披露している。

しかしあの世と現世を繋ぐ役割を担っている事から基本的に戦闘は避けており、そもそも生者と死者を入れ替える時ぐらいにしか現世に姿を見せない。正直な所、コスモラプターの力が無ければリュウソウジャーには全く対抗策が無かった相手である。

因みに死者から生まれた為か宿主からエネルギーを吸い上げるスピードが遅く、成長に時間が掛かっている。


活躍

既にあの世でマスターピンクより誕生してからタンクジョウに発見されており、第21話で能力を発揮して現世の生物を大量にあの世へ送った上で、それと引き換えに宿主やタンクジョウを始めとした死者達を現世へ帰還させる(※その中にはういの亡き母・龍井結子もいた)。


続く第22話で、龍井尚久の身体を借りる形で魂を現世に留めていたリュウソウ族セトーがその存在をリュウソウジャーに伝えた直後、空間を破り出現。あの世へ引き込んで始末しようとするもリュウソウレッドノビソウルリュウソウケンの刃を伸ばして抵抗。そのまま足へ刃を巻き付けられたのでレッドごとあの世へ帰還、現世の法則が通用しない世界でレッドを翻弄して振り落とす。

それから、前話で二度目の戦死を迎えあの世へ逆戻りしていたタンクジョウが現れレッドを叩きのめすのを近くで見物していたが、一通り相手をなじったタンクジョウに胸座を掴まれもっと生者と死者を入れ替えろと凄まれた。


その後、クレオンが用意したドルン兵を生贄としてタンクジョウを再度現世へ帰還させる。そしてタンクジョウ達の指示の元、イベント会場に現れてそこに集まった多くの人々を死者と入れ替えようとする。

しかしシャドーラプターシャインラプターに認められその力を得ていたリュウソウジャーは、自前にカクレソウルの力で看板を透明化して、イベントに来るだろう人々に居場所を分からなくして、会場に先回り。レッドはコスモソウルの力で呼び出したコスモラプターティラミーゴを竜装合体させキシリュウオーコスモラプターを完成、ネクロマンサーマイナソーのいるあの世と現世の狭間に突入する。


自身の居場所に突入して来たキシリュウオーコスモラプターをコブランベルジュを手にして迎え撃ち、空間を捻じ曲げて武器を相手の背後に投げ付ける等して翻弄するも、一つしかない尊い命の価値を冒涜したマイナソーを許せないレッド=コウは巻き返して反撃、キシリュウオーコスモラプターの攻撃に追い詰められてしまう。

最後は『キシリュウオーコズミックブレイカー』を叩き込まれ「カワッテェェェッ!!」と鳴きながら爆散。操っていたタンクジョウも現世でリュウソウピンク達に討ち取られ、三度目のあの世送りとなった。


そして、マイナソーが滅んだ事であの世と現世の繋がりが消え、生者は現世に戻り死者はあの世へ帰って行く。だが弟子達の成長をその目で見届けたマスターピンクは抱えていた未練を晴らしており、自分の全てを託したアスナ達に見送られる形で現世を後にしたのだった。


余談

経験値の合計数は『死者』の語呂合わせ。


ローブや三角帽子から高僧神官、鳥の様な顔や周囲の人骨から鳥葬が連想される。様々な神話で鳥は魂を運んだり拐ったりする存在として登場しており、そう言う意味では納得のモチーフである。


幻獣以外をモチーフにしたマイナソーとしては3体目に当たり、ストレートにネクロマンサーをモデルとした戦隊怪人としては恐らく初となる。

因みに、恐竜スーパー戦隊では下記の様に『死者が復活する』エピソードやシチュエーションが共通してある。


関連項目

騎士竜戦隊リュウソウジャー ドルイドン族 マイナソー

ミイラマイナソー:同じくリュウソウ族の女性(狩野澪子)から自然発生したが、こちらの大本となったマイナス感情は『死(=あの世)への執着』で方向性が正反対。


アナザーディケイド:『有り得たかもしれない結果を繰り返す世界』へ閉じ込めた人間を引き換え(触媒)として、ダークライダーを召喚する能力を持つ。

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